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紹介している商品
1日2組限定の宿「薪の音金澤」で買えるオリジナルのお土産
金沢の三茶屋街の一つ、ひがし茶屋街にオープンした「薪の音金澤」は、1日2組限定の宿ですが、一階には宿泊者以外の人も利用できるティーサロンとセレクトショップもあって、薪の音オリジナルのお土産も販売しています。
「干し柿生落雁」は、金沢の落雁の老舗「諸江屋」製で、薪の音オリジナル。
諸江屋の自社販売の生落雁は、生あんをサンドしたものですが、これは干し柿をサンドしたタイプで、落雁の生地がもちもちとしています。ソフトな食感であり、落雁の割には甘さが控えめに感じられて美味。
「落雁十彩」は、よく見る落雁の形状をしていますが、黒糖、玄米、えんどう、おちらし、ほうじ茶などなど、10種類の味があります。1個ずつ丁寧に個包装してあるので、まさに贈り物向き。中は球状の落雁ですが、半分になっているので、2人で食べ進めるのも楽しいかもしれません。
定番の金沢土産とはまた違った、魅力ある商品だと思います。
ちなみにティーサロンのオススメは、「さつまいものロールケーキ」セットと「干し柿クリームのクッキーサンド」セット。
「さつまいものロールケーキ」は、生地に小麦粉とグラニュー糖は使用せずに、主にサツマイモのペーストとメレンゲで作られているため、生地はたっぷりと気泡を含み、じゅわじゅわと繊細な口どけで、ほっこりした甘さが余韻を残します。
「干し柿クリームのクッキーサンド」は、干し柿の濃縮された貫禄のある甘さとバターが豊満なハーモニーを奏で、ふくよかな風味と大人の苦味がバランスよ~く溶け合っている、クセになるおいしさです。
どちらにもセットでついてくる「ラム酒漬け干し柿のアイスクリーム」は、富山県南砺市の特産品である干し柿をラム酒漬けにしたものを、キャラメルと合わせてアイスにしてあります。大人の苦味と香ばしい甘さ、干し柿のどっしりくる甘さがベストマッチ。ネット購入も可能です。
今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。
※掲載情報は 2015/12/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
一級フードアナリスト、利酒師
雅珠香(あすかりん)
金沢を中心に年間約600軒食べ歩くフードライター、通称あすかりん。
日本フードアナリスト協会認定1級フードアナリスト、SSI認定利き酒師、日本箸教育講師、食の親善大使「食のなでしこ2013」準グランプリ
著書に「あすかりんのおいしい金沢」「あすかりんのおいしい能登めぐり」がある。
北國新聞・富山新聞朝刊「あすかりんのランチで満腹」(毎週月曜日)連載中