極上のリゾートホテル長崎県大島「オリーブベイホテル」で極上のオリーブオイルを

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極上のステイが約束される上質な空間

リゾートホテルにとって非日常感は重要な要素だ。とはいえ、世間と隔離されたサンクチュアリに存する施設は多くない。多様な人々が訪れる広大な人気リゾート地やホテルは、楽しみという点で魅力的ではあるが、ゲストが能動的でいることが肝要である。リゾートにアクティブを求める人は多い。

極上のリゾートホテル長崎県大島「オリーブベイホテル」で極上のオリーブオイルを

一方、ホテルがゲストを選ぶような施設は、アクティブな楽しみを提供することはなく、ゲストが自然に空間や環境へ身を委ねることを大切にする。その点で、長崎県大島のスモールラグジュアリーホテル「オリーブベイホテル」は、リゾート地へ訪れることではなく、ホテルそのものへ出向くことが旅の目的となるような、ディスティネーションホテルの要素を備えているといえよう。

極上のリゾートホテル長崎県大島「オリーブベイホテル」で極上のオリーブオイルを

ホテル評論家として、リゾートホテルへ訪れる機会も多いが、オリーブベイホテルはこれまで体験したことのない特別感があった。極上ステイのために余分なものを削ぎ落とした空間にして、洗練さやスタイリッシュとは違う「包まれるようなオーラ」が静かに漂う。ホテルがある西海市大島は「造船の町」として知られるが、このようなワールドクラスのクォリティホテルが誕生した秘密は、同ホテルの所有会社が「大島造船所」ということにある。

極上のリゾートホテル長崎県大島「オリーブベイホテル」で極上のオリーブオイルを

また、同社の関連会社が「東洋オリーブ株式会社」ということで、同社の極上なオリーブオイルがホテルで販売されている。東洋オリーブといえば、香川県小豆郡小豆島町に本社を置き、貴重な純国産のオリーブ油を製造する会社。「オリーブベイホテル」に「極上のオリーブオイル」とは、何ともオシャレだ。

極上のリゾートホテル長崎県大島「オリーブベイホテル」で極上のオリーブオイルを

今回紹介するのは、ホテルで販売されているギフトも最適な3本セット。「ガーリック&ローリエ」は、ガーリックオイルをベースに、ローリエを加え、香り立つ深みのあるオイルに、「ガーリック&チリ」は、ガーリックオイルをベースに、赤唐辛子を加え、スパイシーなオイルにそれぞれ仕上がっている。また、エキストラバージン・オリーブ油「和み」は、和食にも良くあう。

極上のリゾートホテル長崎県大島「オリーブベイホテル」で極上のオリーブオイルを

大島の奥にはひっそりと濃緑の湾が広がり、湾のほとりではオリーブの樹が葉をひろげ、周囲の緑を一層深いものにしている。オリーブの葉音に包まれる地に、おもてなしの心を極めたワールドクラスのホテル。オリーブベイホテルの名前にはそんな想いが込められている。静かに囁くようなオリーブの葉音は、やがてひっそりとホテルに共鳴し、小豆島でつくられたオリーブオイルと共に、オリーブベイホテルのゲストを癒すことだろう。

※掲載情報は 2015/12/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

瀧澤信秋

ホテル評論家 旅行作家

瀧澤信秋

ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。2014年は365日毎日異なるホテルへチェックインし続ける365日365ホテルを実践中。「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな!プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)などがある。

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