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モンドデリシャス
赤 2013リージェント・レゼルブ (金賞受賞!)
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セルビアでは千年も昔からブドウ栽培が始まりました。セルビアではローマ帝国の時代からワイン造りが盛んになりました。中世セルビア王国でも、ブドウ栽培に力を入れていました。近代的なブドウ栽培とワイン醸造は、19世紀のオブレノビッチ王朝の時代に発展し、その伝統は次のカラジョルジェビッチ王朝の時代に引き継がれました。
今日、ブドウ栽培はセルビア農業の先進部門となっています。中心は小規模なワイン醸造農家で、古き良き醸造法を守りながら、最新の知識とテクノロジーを組み合わせ、質の高いワインを生産しています。現在では、各地方にワイナリーが点在し、家族経営のワイナリーが多く、ワイン名には家族の苗字をつけられる事が特徴となっています。
セルビアでは、昔からさまざまな種類のワインが作られています。ぶどうを使用した、ワインを中心にブラックベリー、ラズベリー、チェリー、アップル、プラム、ブルーベリーなどを使ったフルーツワインの生産も盛んです。
その中でも、「ベルメット」と呼ばれる芳醇な香りが特徴的なデザートワインは、オーストリア・ハンガリー帝国の宮殿やヨーロッパの上流階級にも愛されました。あのタイタニック号のワインリストにも名前を連ねるほどの実力派ワインもセルビアでは造られています。
セルビアでは秋になると、ブドウ狩りやワインに関連のある行事が各地で行われます。たとえば、アレクサンドロバッツのジュパ収穫祭、ブルシャッツの葡萄祭り、スレムスキ・カルロブツィのカルロバッツ葡萄狩り、パリッチ湖畔のパリッチ葡萄祭り、トポラのオプレナッツ葡萄狩り、プダルと呼ばれるブドウ畑の見張り番を讃えるイリグのプダル祭などが行われます。
セルビアのワイナリーツアーでは、醸造家からワイン造りの秘訣を聞き、土産に一本のボトルを買うというツアーも盛んに行われています。セルビアにはいくつものワインの名産地があり、50種以上のブドウが栽培されています。日本でも、まだ数は少ないですがセルビアワインは輸入されています。この機会に一度味わってみてください!
旧ユーゴスラビア、セルビア王室で愛飲されていたワインで、セルビア王室のブドウ畑と伝統を継承し、年間12,000本のみ限定生産される貴重なワインです。クリスタルのように透明感があり、緑色調は紫色の反射の暗赤色。ブラックベリーやブルーベリーの香り、 ローストプルーンとミントの微妙なアロマ。味はさわやかで、非常にフルーティー。
タンニンは滑らかで、全体的な味はとてもインパクトが強く、 熟したチェリーを思わせます。バーベキューなどのお肉料理やチーズとの相性は抜群です
※掲載情報は 2015/12/17 時点のものとなります。
セルビア共和国大使館
セルビアはヨーロッパの中でも指折りの農業国として知られています。北部の肥沃な平原地帯には、小麦、トウモロコシ、ひまわりなどの畑が広がっており、南部の丘陵地帯には、ラズベリー、プラムなどの果樹園や養蜂場が多く見られます。また、恵まれた自然環境のもとで大切に育てられた牛、豚、羊、鶏などの畜産業も盛んで、ハムやベーコン、チーズなどの加工品は一級品です。ほかにも、ワイン、ビールなどの酒造も有名で、特に、セルビアの国民酒「ラキヤ」(果物の蒸留酒)はお酒好きの心を虜にします。
セルビア料理は、地元で作られた新鮮な食材しか使いません。調理方法はいたってシンプル。肉はグリルで、野菜は煮込んで、素材のうまみを味わいます。興味深いのは、地理的・歴史的に、ハンガリー、ギリシャ、トルコなど周辺諸国の食文化の影響も受けていること。バラエティに富んだ料理が楽しめます。
食に対するこだわりが強いセルビア人。青空市場に並ぶ旬の野菜を使った季節の料理。先祖代々伝わるレシピをもとに作る家庭的なお菓子。心温まるセルビア料理をご紹介します。