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「フェアリーテールの味」は上質な本格派
香港から、今大注目のお土産をご紹介します。食通の方から教えて頂いた小さなクッキー専門店、Conte de cookie（コンテデュクッキー）。香港に２店舗を構えるこの可愛らしいクッキー専門店のブランドテーマは、「フェアリーテール」つまりおとぎ話のクッキーです。
今回購入したのは一番人気の詰め合わせの「The Joyful Fruits」という種類。最高級の素材を使った生地にこだわりのドライフルーツやナッツを使った一口サイズの5種類のクッキーが詰まっています。真ん中にはトレードマークの可愛い木馬クッキーが一枚。
モダンで女子が喜びそうな可愛いイメージですが、このクッキーを作っているのはなんと全員５０年以上お菓子作りに人生を捧げている３人の敏腕シェフ。彼らは、マンダリンオリエンタルホテル、ペニンシュラホテル、シャングリラホテル、シェラトンホテルといった香港を代表するホテルの元エグゼクティブペストリーシェフ達なのだから、最高のクオリティーにも納得です。
かつてイギリス領土であった香港には今もイギリス文化が根付いており、アフタヌーンティーを楽しむ人もたくさんいます。そのためか、行列のクッキーの人気店も多々存在するのですが、中でも今注目されているのがこのお店のようです。言うまでもなく、このクッキーも紅茶との相性は抜群。西洋のクッキーなのに、東洋人が作るので甘さは控えめで、日本人の口にも絶対合うのです。こんな香港土産、もらったら嬉しいですよね。日本からたった4時間のとっても近い香港、ぜひ訪れる機会があれば、お試し下さい。
※掲載情報は 2015/12/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ケーキデザイナー
鈴木ありさ
幼少時代からアートや海外のパーティーに興味を持ち、大学ではビジュアルアートを専攻。学生時代に訪れたボストンでケーキビジネスの存在を知り、日本にもスペシャルティーケーキの文化を広める存在になる事を決意。本場の技術を学ぶため、NYにあるThe Culinary Institute of America ペイストリーアーツ学科に進学。ケーキデコレーション第一人者であるBetty Van Norstrand氏と全米最高峰との呼び声も高いケーキデザイナー Ron Ben-Israel氏の元で学ぶ。二年次には学校代表でコンペティションでのセンターピースを任され金賞と最優秀賞と獲得。卒業後、元ファッションデザイナーCharlotte Neuville氏のケーキビジネスに一から携わりシニアアシスタントとして約２年間様々な作品制作を任される。2014年1月より5年ぶりに日本帰国。日本へSpecialty Cakeの文化を届けるという留学の本来の目標を達成すべく、独立。ウエディングやイベントでのデザインケーキ、デザート製作と共に、雑誌やウィンドウディスプレイ様の展示や撮影を目的としたケーキも製作している。
