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ふらっと入ったお店が凄い味噌やさんだった
今回皆さんにご紹介したいのは「味噌」。僕は体を動かすことも好きなので、機会があればスポーツをするのですが、フットサルもよく友達とやります。ある日、亀戸でフットサルをやった帰りに、出会ったのがこの味噌屋さんでした。
何となくたたずまいが気になり、お店に入ってびっくりしたのが樽にこんもりと盛られた味噌の数々。その数およそ60種類!店内は味噌のなんとも言えないいい香りが漂い、お客様も大勢いらっしゃっていました。なんでも創業昭和9年ということで、80年以上歴史があるお店。「噌ムリエ(ソムリエ)」という方がいらっしゃって、お味噌のことをいろいろと教えてくれるのも楽しい仕掛け。
僕が一番気に入ったのは、色んなお味噌を味見できるところと、少しずつ色んなお味噌を量り売りで購入できるところ。僕は専門がイタリアンなので、味噌をふんだんに使う料理はしませんが、野菜につけて食べるのも好きですし、隠し味として味噌を使うシーンは結構あります。一言で味噌と言っても、様々な種類があります。「手前味噌」という言葉は、自家製の味噌造りが盛んだった時代に生まれたということもあり、以前は家庭ごとで味噌の味が違ったそうです。それくらい種類が存在するのが味噌の面白みでもあるし、それを一つの場所で体験できるというのが、この「佐野みそ本店」のいいところでもあります。
味噌というものは料理のベースになる部分でもありますし、非常に好みが分かれることも多いと思いますので、一概にお勧めがしにくい部分があります。
なので、是非体験していただきたいのは、食べ比べをして自分のお好みの味噌を見つけるということ。選び方が分からない際は「噌ムリエ」が相談に乗ってくれるので安心してください!自分好みの味噌を見つけるなんて新しい発見だと思いますよ!
CIAO!
※掲載情報は 2015/12/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・タレント
ベリッシモ・フランチェスコ
ローマ(イタリア)出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。