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アンデスのハーブは万能の薬
アルゼンチンのアンデス山麓には世界一の品質とも言われるハーブが自生しています。昔からアンデス山脈ではロバがハーブを運び、そのハーブを調合するハーブ専門店(薬局)が存在しました。そのため、今でも、胃に不調をきたした際には、薬を飲むよりも先にハーブティーを飲む人が多いのです。
アルゼンチンは世界中で最も牛肉を食べる国の一つで、食生活は肉料理が中心となります。人々は昔から、肉料理中心の食事の後にハーブティーを飲むことが食後の消化を助けることを知っていましたが、薬剤師のドン・グレゴリオは、薬剤師としての知識を生かし、鉄分・食物繊維・葉緑素が豊富に含まれ、食後の胃もたれ感をなくす「カチャマイ茶」を生み出したのです。カチャマイとは、先住民の言葉で「体に良いハーブ」を意味します。
カチャマイ茶は、ポレオ、カモミール、コリアンダー、ペペリナ、ミント、フェンネルの6つの天然ハーブがブレンドされたハーブティーです。いずれも、昔からアンデス地方で日常的に使用されていたハーブですが、ドン・グレゴリオは一生をかけて、人々の健康の役に立つハーブのブレンドを研究し、商品化することに成功しました。今では愛飲者は確実に増え続け、南米を中心にアメリカ、カナダ中近東にもそのファンは広がっています。ホットでもアイスでもスッキリとした味わいが爽やかな気分にしてくれます。
※掲載情報は 2015/11/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アルゼンチン共和国大使館
アメリカ大陸の南端に位置するアルゼンチンは、世界でも有数の広大な可耕地を持つ国の一つです。アルゼンチンは、気品あふれる魅惑的なタンゴ、サッカーへの情熱、そして世界各国に輸出されるハイクオリティーの食料を生み出す国として世界中で知られています。広大な土地と多様な気候は、質の良い食料が生産されるのに最適の場所と考えられています。アルゼンチンは牛肉が有名ですが、それだけでなく、我々の食生活に用いられる多くの食料を生産しています。例えば、ジャガイモ、とうもろこし、ピーマン、かぼちゃ、亜熱帯性フルーツ、柑橘類、そして、海や川の魚、はちみつ、オリーブオイル、ワインなど・・・まだまだ沢山あります!この食料の豊かさが19世紀末から20世紀初頭にかけ、主にヨーロッパからの移民がアルゼンチンに定住することになった理由の一つなのです。従って、アルゼンチン料理は地理的影響と移民という二つの大きな影響の結晶なのです。豊富な食料とヨーロッパ移民から受け継いだ洗練性によって、アルゼンチン料理は他に類をみないものとなったのです。皆様にアルゼンチンスタイルのアルゼンチン料理をご紹介します!