乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品、ヨーグルト。乳酸菌が腸内環境を整えてくれるなど色々な特徴を持っており、毎日の食事に取り入れる方も多いのではないでしょうか。また、ヨーグルトの特徴を生かして、夜にヨーグルトを食べる「夜ヨーグルト」を実践している方も増えているそうです。今回は、プレーンなものや飲むタイプのもの、他の食材と合わせたものまで、美味しく食べられるヨーグルトなど、取り入れやすいヨーグルトを紹介しています。これを機会に生活にヨーグルトを取り入れてみませんか。

最近話題のココナッツやグルテンフリーなどが使われた「COYO（コヨ）」はご存知ですが。「COYO（コヨ）」とは、ココナッツヨーグルトの愛称で、ココナッツを主原料にし、グルテンフリー&ラクトースフリーの100%植物性ヨーグルトです。美容ライターの前田紀至子さんが紹介してくれた【ELLE cafe】は、なめらかな舌触り上質なクリームチーズのような風味など、グルテンやラクトースが不使用だと信じられないような満足度なんだそうです。種類も「Beauty Berry」、「Chia Pitaya」、「Maple Nuts」の3つありますので、お好みのものを見つけて、まずは試してみてはいかがでしょうか。

こちらもキュレーターの方に複数紹介されているヨーグルトです。コピーライター・北欧BOOK代表の森百合子さんは、ご自分の専門分野である北欧を例えにして、北欧的絶品乳製品として紹介してくれたのが、【会津中央乳業】の「べこの乳」シリーズです。中でも濃縮ヨーグルト「会津の雪」は、クリームなどを加えて濃厚にしているヨーグルトとは違い、搾りたてのヨーグルトをさらに搾り濃厚にさせ、おいしさを凝縮しています。森百合子さん曰く、食べるごとに北欧で食べたヨーグルトの味を思い出すんだそうです。オススメは、無糖タイプに北欧ベリーのジャムをのせて食べるのが組み合わせとのことですので、みなさんも試してみてください！

普段に朝食からヨーグルトを取り入れている方は多いと思います。紹介者のY+Associates 代表の高野一郎さんもその一人で、昔から「パン、コーヒー、フルーツ、ヨーグルト」が朝食の定番なんだそうです。それゆえ、理想のヨーグルトを探し求めていたそうですが、そこで出会ったのが、この「森林ノ牧場」のヨーグルト。しかも、搾るヨーグルトなので、空気に触れる機会が少なく、開封しても鮮度が落ちにくいのが特徴なんだとか。まず毎日の生活に取り入れるなら、ヨーグルト好きな人が毎日食べているヨーグルトから初めてみてはいかがですか。

岩手県にある【なかほら牧場】は、「本当の美味しい牛乳をみんなに飲んでもらいたいとい」とう酪農哲学を持つ牧場長の中洞正さんが、１年を通して牛を自然に近い形で放牧する「山地（やまち）酪農」を実践する日本でも数少ない酪農牧場です。アートディレクター・食文化研究家の後藤晴彦（お手伝いハルコ）さんが紹介してくれたのが、豊かな自然のなかストレスフリーで暮らした牛から搾乳された本物の牛乳と、山のきぶどうを合わせて作られた「山のきぶどう ヨーグルト」。こだわりの生産者によって作られたヨーグルト、機会があったらぜひ味わってみたいヨーグルトです。

購入するなら、やっぱり人がオススメしているものは、安心ですよね。福岡県の糸島半島にある【中村牧場】も複数の方にオススメしてもらっていますが、今回は取り入れやすい小説家・テレビプロデューサーである今井彰さんが毎朝飲んでいるという「飲むヨーグルト」を紹介いたします。こちらの「飲むヨーグルト」は、水は一切加えていないというのにのどごしもなめらかで、やさしい味がするんだそうです。今井彰さん曰く、牧草やとうもろこしも自らの畑で作り、手間暇をかけて牛を育て愛情を与えているため、その牛からとれる乳から作られているため、身体が喜んでいるからだろとのこと。ヨーグルトはちょっと苦手、という方、まずは飲みやすい「飲むヨーグルト」から初めてみてはいかがでしょうか。

手土産などでもうんちくが言えるヨーグルトはどうでしょうか。日本で初めてパスチャライズ牛乳を製造したのが、島根県雲南市にある【木次乳業（きすき）】です。牛乳はもちろん、ヨーグルト、チーズ、バターなども製造しており、伊勢丹、日本橋にある島根館などにも入荷するそうですが、入荷と同時に完売というのも決して珍しくないほどの人気商品。中でもヨーグルトは、牛乳そのものの甘さをベースに砂糖を使わずに製造されているんだそうです。