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お菓子のくらた
醤油マカロン【3袋(透明ケース入り) 1袋:30g入り(約23個)】
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比内地鶏や羽後牛などの肉料理、男鹿半島で採れる海産物などを活かした魚料理など、ブランド的食材がたくさんある秋田県は、スイーツも奥が深いです。いろいろありすぎてどれからご紹介すればいいか分からないほどですが、その中から今回は“マカロン”をご紹介させて頂きます。マカロンは、フランスを代表する洋菓子。卵白を泡立てたメレンゲにアーモンドプードルを混ぜて焼き上げて作ります。アーモンドプードルの代わりに小麦粉で作ることも可能。平べったい半円形に作って、真ん中にクリームを合わせてサンドしてできあがり。ippinをご覧頂いている方々には、説明は必要ないかもしれませんね。でも、今回の秋田のは、違います。それが『くらた』の「醤油マカロン」。
『くらた』は嘉永6年(1858年)創業の老舗菓子店で「おいしいお菓子は人を幸せにする」というのが信条だそう。老舗ゆえ、もちろん和菓子からスタートしているわけですが、面白いのが洋菓子部門。バウムクーヘンやロールケーキなどがあるわけですが、それらに醤油を合わせています。中でも驚いたのが、この「醤油マカロン」。通常の丸型と違い、一口大の円錐型。マカロンなので卵白を泡立てて作るわけで、砂糖やアーモンドも入っていて、サクサクっとした口あたりもGOOD。そのほんのりとした甘さと、優しく合わせた醤油テイストが同時に伝わってくる不思議さがあります。決め手は醤油なんですね。角館にある、やはり創業が嘉永6年の老舗『安藤醸造元』の醤油を使用。この会社も凄くて、天然醸造、無添加はもちろん、スーパーなどに卸さずに直売が基本。老舗同士のプライドがタッグを組んだ、凄いマカロンなのです。
※掲載情報は 2015/11/05 時点のものとなります。
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。