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食材の宝庫宮崎県。焼酎を代表する酒類、宮崎牛の畜産品、マンゴーの果実・農作品、近年注目を浴びているキャビアの養殖を含む水産品など宮崎を代表する食材はたくさんありますが、今回注目するのは宮崎スイーツ。豊富な素材を活かし他県では味わえないスイーツも産まれています。次回の宮崎出張や旅行で現地調達したり、お土産に選んだりしてみてはどうでしょうか?
【栗きんとん】宮崎の栗も優等生です。今だけ季節限定栗きんとん
栗といえば丹波や中津川の栗を連想しますが宮崎県の美郷町西郷地区は高品質栗の優良産地と言われ、ここで採れた栗は全国的に有名な洋菓子店や、老舗和菓子屋などで使われているんです。「はな恵」の「栗きんとん」は西郷の栗だけを100%使用し栗きんとんの原料は栗と砂糖のみ、産地採れたての栗を新鮮なうちに産地で加工しています。開店期間も地元特産の西郷クリが収穫される9月から翌年2月まで、売り切れるまでという期間限定の販売です。
【マカロン】エスコヤマとコラボした可愛い名前のきんかん
宮崎県は柑橘系の果物も豊富に栽培されています。日向夏やみかんなどはもちろん特に宮崎の完熟金柑「たまたま」は宮崎の土地で豊富に栄養を吸収し育ちました。そんな「たまたま」を使って「パティシエ エス コヤマ」の小山進シェフが新作マカロンを発表。皮の美味しさを十分に感じられるように、皮ごとマーマレードにしてマカロンのセンターに使用されています。ガナッシュには柑橘と相性の良いメキシコ産のカカオのクーベルチュール(カカオ分66%)を使用。驚きと感動が波のように押し寄せます。
【くじら羊羹】まるで大海を泳ぐくじらの様な羊羹
あんこを包んだお餅は良くある定番のお饅頭ですが、「くじら羊羹」は逆なのです。「くじら羊羹」はお餅をあんこで挟んでいます。米の粉を練って伸ばし、さらにあんこではさんで蒸した和菓子。島津五代藩主惟久が幼少の頃、生母が鯨のように大きく力強くなって欲しいと願いを込めて作らせたのが由来とされています。昔ながらの製法で伝統の味が満ちています。お茶請けには、本当にぴったりな和菓子で、日持ちがするものでは無いですが、このほっこりとした、優しい味わいは、是非皆さんにも体験していただきたいです
【ごくとまスイーツ】特殊フィルムで甘さも包み込む、トマト作りを極めたい思いから作られたトマト
メディアでも紹介されたトマト「ごくとま」は生で食べるだけではなく、スイーツなどに姿・形を変えて人気商品を生み出し続けています。「ごくとま」は世界初といわれる特殊フィルムを使った栽培方法が特徴で、土はトマトの根元に少しだけ。特殊フィルムに沿って根が養分を求めて広がっている様子がうかがえます。この栽培方法を駆使して甘みの強い「極甘(ごくあま)」なトマトを作りたい、トマト作りを「極める」、そんな想いを込めて「ごくとま」とネーミングされたそうです。
【塩メレンゲ】延岡市の北浦は豊富な海産物はもとより素敵なお塩も作られます
宮崎県延岡市北浦は豊富な海産物が取れる漁師町であると同時に、「全国快水浴場百選の海の部特選」に九州で唯一選ばれた下阿蘇ビーチがある、美しい雄大な海に恵まれた場所です。「月の塩」は目の前の美しい海から取水した海水を小型の逆浸透膜で濃縮し、それをステンレス製の平釜でコトコトと煮込んで結晶させます。その月の塩で作られる「塩メレンゲ」は延岡市内に2店舗を構えるフランス菓子のガトゥオーノのパティシエさんが行っています。そんな北浦には、おいしい海産物と、素晴らしい塩と、おいしい塩スイーツがあります。
【チーズ饅頭】外はサクッ中はしっとり、宮崎ご当地のお饅頭
「チーズ饅頭」というものをご存知でしょうか?これは、宮崎県民であれば、ほとんどの方が知っているのでは?と思えるほど宮崎では有名なお菓子です。見た目は普通のお饅頭なのですが、中にはクリームチーズが入っています。「わらべ」のチーズ饅頭は他のチーズ饅頭と違い、なんと言っても生地です。最初の食感は「サクッ」という感じです。中に入っているクリームチーズもしつこくなくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。
※掲載情報は 2015/11/06 時点のものとなります。
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