黒蜜漬け落花生
落花生の大和田 :千葉県千葉市中央区新千葉1-1-1 ペリエ千葉 B1F
昔「リストランテヒロ」で働いていた時の事、山田宏巳(ヒロ)さんと話をしていたら、「千葉駅でおいしい落花生があるけど知ってる?」と聞かれました。僕は知りませんと答えてそれで会話は終わりましたが、気になったので次の日の休みを利用して千葉までその落花生を探しに行きました。その頃はまだ、インターネットも普及していなかったので、手がかりは「おいしい落花生」という事だけです。道行く人や警察に聞いて、たどり着いたのが「落花生の大和田」。
お店に入ると落花生を使ったお菓子が数多く並べられていました。お店の人におすすめを聞くと、「黒蜜漬け落花生」との事で、店内をよく見ると「黒蜜漬け落花生 特許出願中」と貼紙までありましたので、期待が膨らみます。そして、出てきたのは真っ黒い落花生。よーく見ると、落花生の殻が黒蜜で真っ黒になっています。殻を割ってみると落花生の皮も真っ黒で、落花生自体に蜜が付きすぎて糖で溶けかかっていました。食べるととても甘くておいしく、黒蜜の甘さなので甘ったるい感じでは無く、落花生本来の旨みを蜜がまとめてくれている感じです。「黒蜜漬け落花生」のもう1つの楽しみは、殻をコップに入れてお湯を注ぐと黒蜜茶が出来上がる事です。こちらも黒蜜の絶妙な甘さとお湯の温かさが何ともほっとさせてくれます。
それ以来、黒蜜漬け落花生にハマり1回で10袋~20袋オーダーするなど、まるで業者のようにこの落花生を買いあさりました。千葉駅に店舗がありますので、落花生の新しい可能性を是非体験してみてください。
落花生の大和田 :千葉県千葉市中央区新千葉1-1-1 ペリエ千葉 B1F
※掲載情報は 2015/11/04 時点のものとなります。
株式会社キュウプロジェクト代表
佐藤幸二
代々木八幡近隣でポルトガル料理店「クリスチアノ」、「マルデクリスチアノ」、ポルトガル菓子店「ナタデクリスチアノ」、タイ料理店「パッポンキッチン」を営んでいます。おもたせが好きで、お客様に聞いたり、自分で探したりしています。