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冷製でも温めてもOKな“かぶらない”一品
日本料理を代表する飲食店として著名な「なだ万」は、1830(天保元)年に大阪で創業。1974年に東京へ本社を移転しています。名前の由来は、初代である灘屋萬助の名字&名前を1つ文字ずつ取ったもの。2013年に創業180周年を迎え、2014年にはアサヒビール傘下に入るというニュースも大きく報じられました。同社でレストランではなく、弁当や惣菜を販売しているのが「なだ万厨房」。現在、札幌から福岡まで5大都市圏の百貨店などに入っています。そんななだ万厨房で私が注目したのが、食べるスープ「うにのなめらか風味」です。
見た目が上品で美しいこちら、下層にゼリー状の出汁(昆布&カツオ)があり、その上にムース上のスープ層、そしてその上にウニが鎮座しています。実は同スープは他にも「アスパラの爽やかスープ」や「南瓜のクリームスープ」がありましたが、上に載ったウニのビジュアルにやられました(笑)。食べ方は冷たいままでも、電子レンジで温めてもOKです。私は冷製でいただくことに。まずはスプーンでよく全体が混ざるようにかきまぜます。ある程度混ざったら一口……そう、間違いのない万人受けする味わい。そして、液体のスープではなく名前通りの食感あるスープです。惣菜のお土産選びでは、相手の好き嫌いはもちろん、似たような惣菜が相手の家にある(要は“かぶる”)可能性がありますが、こちらのスープなら献立のプラス一品として喜ばれそうです。なだ万ブランドの“かぶらない”逸品を、手土産にいかがでしょう。
※掲載情報は 2015/10/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
コピーライター、グルメガイド
菅野夕霧
コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。