フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?

フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?

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フレンチレストランやビストロに行く機会が多い方なら一度は耳にしたことがある「シャルキュトリー」。お肉から作られる加工食品の総称で、代表的なのものとしてハムやソーセージ、テリーヌやパテなどが挙げられます。日本の食卓ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ワイン好きなフランス人の間ではチーズ以上にこだわる食べもの、なんていう話もあるのです。今回はそんな「シャルキュトリー」の中から編集部おすすめの逸品をご紹介します。ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。

1:人気レストランの味を自宅で再現!絶品「パテ・ド・カンパーニュ」

フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?
フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?

まずはシャルキュトリーの代表格といってもいいほどの定番料理「パテ・ド・カンパーニュ」。豚ミンチとレバーに様々なスパイスを加えて型に入れ、低温でじっくりと焼き上げて作られるというフレンチレストランでは欠かせない一品。おすすめはこれを食べたいがためにお店に訪れる人もいるという東京・世田谷の『フレンチレストラン オギノ』のもの。お店だけでなく、お取り寄せやデパートでも購入ができるので、自宅でもレストランの味が楽しめますよ。

2:三つ星レストラン御用達!旨味がぎゅっと凝縮された「イベリコ豚の熟成パテ」

フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?
フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?

スペイン・マヨルカ島の名産として名高いキメの細かいソフトサラミ「ソブラサーダ」。本来はマヨルカ島の白豚で作られるのですが、今回ご紹介する『CASALBA』の「ソブラサーダ・イベリコベジョータ」は、イベリコ豚の中でも最高ランクの“ベジョータ”で作られた最高級品。スパイシーで芳醇な香りはもちろん、良質の脂と深い旨みが品格のある味わいを演出します。そのままバケットにのせるもよし、またパスタにトッピングすれば味をぐっと引き立ててくれますよ。

3:日本のソーセージマイスターが手がけたスパイス香る「レバーヴルスト」

フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?
フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?

東京・小金井にあるドイツソーセージ専門店 『ケーニッヒ』。こちらの「レバーヴルスト」をイチオシしてくれたのが、あらゆる食の分野に精通しているFoodWatchJapan編集長の齋藤さんです。レバーソーセージをペースト状にしたもので、粗挽き肉をほどよく残した食感とハーブやスパイスの香りが絶妙。あまりのおいしさに、薄くスライスしたパンに塗りはじめるとついつい厚塗りになってしまうのだとか。赤ワインにあわせて楽しみたい逸品ですね。

4:どこよりもシンプルな味わいなのに極めておいしい「レバーペースト」

フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?
フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?

“贅沢なシンプル”をコンセプトにした食品を展開するショップ『ブッツデリカテッセン』。数ある商品の中で隠れた人気を集めるのがこちらの「レバーペースト」。ハーブや香辛料などに凝った他のお店のものよりもこちらは極めてシンプルな味わいで、レバーそのものの風味と旨みをたっぷりと感じることができます。スライスしたバゲットに塗っても、たくさんの具材と一緒にサンドしてもとってもおいしいですよ。

5:創業以来変わらない味わいに多くのファンが魅了される老舗の「レバーパテ」

フランス人がチーズよりこだわる「シャルキュトリー」とは!?

東京・田園調布の住宅街の一角にお店を構える老舗のパテ専門店「Pate屋」。創業以来40年、変わらない製法で作られる看板商品の「レバーパテ」を目当てに多くのファンが訪れます。ちょっとクセのあるレバーが苦手、という方でもこちらのパテは本当に食べやすいなんていう声もあるほど。少し贅沢にたくさんの野菜と一緒にサンドイッチにするのがおすすめですよ。

6:本場さながらの味わいが楽しめる、ミュンヘン名物「白ソーセージ」

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神奈川県にあるデリカテッセン『シュマンケル ステューベ』は、本場ドイツの食肉マイスターの資格を持つ店主がつくる本格ソーセージが評判のお店です。中でもおすすめは豚肉だけで作られたちょっとめずらしいミュンヘン名物の白ソーセージ「バイスブルスト」。パリっとした食感のソーセージが多い中、こちらはふわっとした食感と甘みが特徴。マスタードをたっぷりとつけてぜひお召し上がりください。

7:ピンクのブタさんマークがかわいい本格派のホワイトハム「ペッパーモルタデラ」

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東京・麻布十番にある『日進ワールドデリカテッセン』は世界最高品質のハムやソーセージを製造販売している『日進ハム』が経営する人気のインターナショナルスーパー。輸入食品やお酒を豊富に取り扱う中で、今回ご紹介するのはお店自慢の「ハム」。おすすめのホワイトハム「ペッパーモルタデラ」は、そのままいただくのはもちろんクリームチーズと一緒にミキサーにかけてディップにしても絶品。豚肉の旨味を上品に雑味なくダイレクトに感じることができるハムは一度味わってみる価値がありそう。

8:とろける脂の旨みが牛肉にも似たハンガリー原産「マンガリッツア豚」

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最後にご紹介するのはハンガリー政府が認定した世にも珍しい“食べられる国宝”とされるハンガリー原産の豚「マンガリッツァ」。日本のレストランでも少しずつ知られてきましたが、初めて耳にする方のほうが多いかもしれません。普通の豚肉より濃厚で牛肉のような色をした赤身と霜降りの肉質がとってもジューシー。イベリコ豚や神戸牛にも似た味わいのマンガリッツァ、まずは生ハムから試してみてはいかがでしょう。

※掲載情報は 2015/10/25 時点のものとなります。

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