寿司や貝などにも合う、ブルガリアワインの実力

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実はワイン輸出国のブルガリア

皆さんは、ブルガリアワインを飲んだことがありますか?ワインというとフランスやイタリア、最近で言うとチリやニュージーランド等の国を連想する方が多いかもしれません。ただ、歴史を紐解くと日本ともブルガリアワインは縁があります。

 

実はワイン発祥国の候補としても挙げられるほど、ブルガリアはワイン生産で有名な国です。時代は今から4000年程前までさかのぼります。当時ブルガリアを含めたエリアを統治していたトラキア人がワインの醸造を始めたと言われています。黄金の文明とも言われるトラキアの王の墓が発掘された際に、黄金の杯、葡萄をモチーフにしたコインなども発見され、古くからブルガリアでのワイン醸造が行われていたことが証明されています。

 

今のようなワイン醸造が産業になったのは、もちろん近年のことになりますが、それまでもワインの醸造は盛んで、1930年代にはワイン輸出国の世界でも5本指に入るほどで、1945年以降、ブルガリアワインは社会主義諸国に輸出されるようになります。1970年代には日本に輸入されるワインの実に70%がブルガリアから樽のワインを輸入して、日本でボトリングされたこともあります。

 

その後、1989年に社会主義体制が終焉を迎えたと同時に、国全体の新しい農業体制が生まれ、ワインの輸出国が変わりました。それと同時に、個性的なワインも製造されるようになっています。

今回は、10月9日(金)にブルガリアワインを堪能してもらうイベントを開催しましたので、少しこのブルガリアワインの魅力をお伝えできればと思っています。

寿司や貝などにも合う、ブルガリアワインの実力

イベントを開催した場所は、丁度ブルガリア共和国大使館の裏手にある、ブルガリア共和国大使公邸。

 

今回ご招待した方々は、ブルガリアに縁が深かったり、ブルガリア文化を日本に広めてくれる手助けをしてくれている方々50名程度。

寿司や貝などにも合う、ブルガリアワインの実力
寿司や貝などにも合う、ブルガリアワインの実力

まずは、駐日ブルガリア共和国ゲオルギ・ヴァシレフ大使が、ゲストを入り口でお出迎えをし、今回お越しいただいたゲストへお礼を兼ねたスピーチをして会はスタートしました。


イベントのメイン会場は、大使公邸の庭で、秋が訪れ始めた涼しい風を感じていただきながら会は進行します。

ブルガリアワインの真骨頂は、料理と合わせて味わっていただくこと。その日は、ブルガリア料理はもちろんご用意したのですが、今回のメインは「マグロ」。長崎対馬産のマグロをイベント中に解体をおこない、その場でゲストに振舞ってブルガリアワインとのマリアージュを楽しんでいただきました。

寿司や貝などにも合う、ブルガリアワインの実力

今回ご用意したブルガリアの伝統料理をいくつかご紹介します。

 

こちらは、ブルガリアで皆さんが一番想像しやすい「ヨーグルト」をふんだんに使った前菜の「スメジャンカ」。中にはきゅうりとハーブのディルを和えて胡桃が上に乗っていて、にんにくを少し利かせています。ヨーグルトは水切りヨーグルトです。

寿司や貝などにも合う、ブルガリアワインの実力

こちらの棒状になっている料理は「ケバプチェ」といわれるハンバーグ。ブルガリア特有のスパイスで既に味付けされています。ブルガリアでは普段このキョフテをパンに挟んで食べることが多いですが、今回はこのキョフテそのものの味を味わっていただくためにこのように提供させていただきました。

寿司や貝などにも合う、ブルガリアワインの実力

こちらの料理も、ブルガリア伝統料理の一つでもある「ムサカ」。野菜やひき肉をオーブンで重ね焼きをした料理で、グラタンに近い料理というとわかりやすいでしょうか。グラタンと違うのは、ホワイトソースではなく、ヨーグルトソースを使っている点。見た目よりあっさり食べられるのが特徴です。

寿司や貝などにも合う、ブルガリアワインの実力
寿司や貝などにも合う、ブルガリアワインの実力

ただ、今回のメインは「マグロ」。この日のために持ち込まれた巨大な対馬産マグロがゲストの目の前で職人の手によって解体されていき、手際よくゲストに配られていきます。今回、何故対馬産のマグロが選ばれたというと、ホストの一人でもある、宗政伸一ブルガリア共和国名誉領事が育った場所という縁でした。脂がしっかり乗ったこの対馬産マグロは口当たりも上品で、ゲストに非常に好評でした。

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マグロと一緒に提供されたのは、こちらのアワビ。目の前で焼き、そして目の前で職人によってカットされる演出も、ゲストから非常に好評でした。

 

我々が嬉しかったのは、何よりもワインをたくさん皆さんに飲んでいただいたこと。日本酒やビール、ソフトドリンクもご用意しましたが、圧倒的に飲んでいただいたのはワインでした。白ワインとアワビ、赤ワインとマグロを一緒に嗜んでいた方が非常に多く、こちらも嬉しい限りでした。

 

もちろん、今回お越しいただいたゲストは、何らかしらブルガリアという国と交流がある方々なので、ブルガリアワインと日本食の親和性を強く感じて頂いています。自然と談笑が拡がり、料理とワインが空いていく光景は非常にいいものです。勿論、産地や味の傾向を語りながら、食の知識を深めて味わうことも楽しいことですが、気の置けない友人たちと美味しいもの、それに合う飲み物を楽しむことも至福な時間です。是非皆様もホームパーティーで歴史が長いブルガリアワインを試してみてはいかがでしょうか?

 

最後に今回イベントで皆様に試していただいたワインをご紹介します。

トラキアン・ゴールド。メルロー2008

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柔らかな果実味とソフトな口当たりが特徴。 料理との相性としては、これからの季節でもある、鍋料理やオーブン料理がもっともお勧めの組み合わせですが、今回提供されたマグロとの相性も良く、お勧めしたいワインの一つでもあります。

トラキアン・ゴールド。メルロー2008

パミドヴォ

Tcherga 2009

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こちらの赤ワインは、3種類の葡萄で醸造されるドライワイン。ボトルもスタイリッシュでファンが多いワインでもあります。こちらも今回のイベントで良く杯が空いたワインで、ドライワイン特有の複雑味が好評でした。アワビと合わせて好評のワインでもありました。

Tcherga 2009

Domain Menada社

Zeyla muskat 2011

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最後はこちらの白ワイン。ややフルーティーな味わいはしますが、そこまで強くなく甘すぎません。相性の良い料理は多く、今回ゲストに召し上がってもらったブルガリア伝統料理をはじめとして様々な料理に合わせている方が非常に多い印象でした。

※掲載情報は 2015/10/22 時点のものとなります。

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ブルガリア共和国大使館

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ブルガリアはバルカン半島に位置し、北はルーマニア、西にセルビア、マケドニア共和国、南にギリシャ、トルコと隣接し、東には黒海があります。北海道より少し大きい国土で、首都はソフィアです。香水用のバラ栽培が世界最大産地ということでも有名です。ブルガリアの食でみなさんはヨーグルトを連想する人が多いと思いますが、さまざまな民族の食文化の影響、特にトルコ、ギリシャ、ルーマニア料理との共通点が多いです。また、良質なワインの産地としても有名です。

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