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チョコレートの本場の老舗の中の老舗「デルレイ」
「デルレイ」といえば、チョコレートの本場として知られるベルギー北部の都市アントワープの有名ショコラティエ。その「デルレイ」でこの時期だけ発売される、2種類の産地別マロングラッセがお薦めです。
2種類のマロングラッセは、イタリア北部の「ピエモンテ産」とイタリア南部の「ナポリ産」。「ピエモンテ産」は、栗の甘みがぎゅうと凝縮されたしっかり目な味わいで、「ナポリ産」は、柔らかく上品、まろやかな味わいです。それぞれのマロングラッセは、産地別に金の包みと銀の包みで分けられ、可愛いボックスに詰められていておみやげにも最適。ふたつの産地別のマロングラッセの食べ比べが楽しくなります。また、お茶の時間に、高級チョコレート・ブランドならではの濃厚なガナッシュのマカロンもお勧めです。
「デルレイ」は、ベルギーのアントワープで、1949年創業の老舗。世界中のショコラ愛好家から長年愛されています。昨年アントワープを旅した際に、立ち並ぶ数多くのショコラティエを訪ねましたが、「デルレイ」は特に人気が高く、多くの人が並んでいました。
ダイヤモンド取引の中心地としても栄えているアントワープにちなんでいるからなのか、ダイヤモンドの形をしたショコラが代表的で、芳醇な味わいは、一度食べたら忘れられません。デルレイのショコラはすべて、アントワープ本店でひとつひとつ丹誠こめて作られて、温度管理のもと日本に届けられているそうです。
店舗では、特別オーダーの温度・湿度調整機能完備の冷蔵庫で保管し、保存料未使用のショコラを現地の味そのままに手に入れる事ができます。表参道ヒルズ店はカフェも併設されていて、スィーツだけでなくお食事も楽しめます。銀座店は4丁目交差点近く。余談になりますが、この「デルレイ」の隣の三原小路はちょっと京都の路地のようなたたずまい。入り口に小さな小さなお稲荷さんがあって、なんでも商売繁盛にご利益があるとか……？いつも、地元の商店街の方にきちっと清められています。お菓子を買うついでに、ちょっとお参り。こんな銀座散策もいかがでしょうか？
※掲載情報は 2015/10/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フラワー＆テーブルコーディネーター
鬼頭郁子
「旬を取り入れた花とテーブルの教室」は、少人数制のレッスンで着実に実力が向上すると、主婦からプロまで幅広く支持され、全国から生徒さんが通う。サロン主宰やスペシャリストを目指す方も多く、多数の教室主宰者を輩出、その育成やサポートにも力を入れる。教室運営のほか、トップブランドのコーディネートやプロモーションに関わるなど、多くの企業の花や食文化に関するセミナーをおこなっている。2014年、銀座5丁目にライフスタイルを彩るテーブルウェアなどの、セレクトショップ「イザベラ コンスタンチン」をオープン。著書も多数。
