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タイ王国の窓口ともいえる空港
タイ王国の窓口ともいえる、「バンコク スワンナプーム国際空港」。降り立つと分かるのが、その巨大さ。天井は限りなく高く設計してあり、開放感を強く感じます。2006年9月に運行を開始したこの空港をデザインしたのは、ドイツ系アメリカ人建築家のヘルムート・ヤーン。この方は、東京駅に隣接する「グラントウキョウ ノースタワー・サウスタワー」の設計者としても知られています。
近代化が急速に進んでいるタイ王国は、アジアのハブを目指し、この空港を国家プロジェクトとして作り上げました。旅客ターミナルビルの総床面積563,000m2(成田国際空港の約3倍)は世界でも有数の広さを誇り、この「スワンナプーム」は「黄金の土地」という意味で、プミポン国王陛下が命名しています。
機内に預けていた荷物もスムーズに手元に戻り、入国ゲートを抜けるとプラカードを持ったり、胸元につけたりした多数のお出迎えの方々が。書かれている言語を見ても、タイ語、英語、日本語と様々な言語が見られます。こういった風景を見てもスワンナプーム空港が国際空港だということを感じることができます。
今回のツアー参加者一行は、用意されていたバンに乗り、まずは宿泊先に移動となります。
空港についてから、タイに来たことを実感した参加者はさらにテンションが上がりっぱなし。空港からバンコク市内の中心部までは約30kmあり、車で1時間程度の距離。バンコクは東南アジアの中でも有数の都市部として知られていて、バンコク内では600万人以上が、近隣の都市部で考えると1,000万人弱が生活をしています。近年、地下鉄やBTSという移動手段もできましたが、バンコクというと「渋滞」という言葉を連想される方がいらっしゃるくらい、朝と夕方、夜の渋滞はまだ慢性的に存在します。ただ今回は、移動の時間帯が夕方前だったので、渋滞にはまることもなく宿泊先に到着。
今回の宿泊先は、バンコク市内の中心街に位置する「CENTARA GRAND AT CENTRALWORLD」。ショッピングセンターも隣接しており、徒歩圏内に複数のモールもある、まさに中心街に位置しています。フロントは23階の高層階に位置しておりバンコク市内が一望できます。参加者は一様にカメラを向けシャッターを切り続けます。このホテルには様々な施設も用意されていますが、それは後日またご紹介しようと思います。
チェックイン終了後、各々部屋に入り、少し休憩をしてから1日目のメインに向かいます。
今回のツアーの目的は「タイ食材の生産地、加工現場、市場、料理を体験する」ということ。つまりタイ食材の生産から消費までの過程を見て体験するということ。1日目のメインは、料理を体験するという行程。バンコクで最近トレンドとなりつつあるレストラン体験です。バンコクの降雨量で考えると、「雨季(6月〜10月頃)」「乾季(11月〜2月頃)」「暑季(3月〜5月頃)」と3つに分かれるそうです。今回のツアーはちょうど雨季にかぶっていたこともあり、渡航前の天気予報でも終日雨の予想でしたが、現地の方曰く「1ヶ月に1度あるかないか」という綺麗な夕日に見送られての移動となりました。
この後の様子は、「タイの魅力を探るタイ食材現地ツアーvol.4」でご紹介します。
他のタイ食材現地ツアーの模様はこちら!
※掲載情報は 2015/10/13 時点のものとなります。
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