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結婚式などのお祝い事はおめでとうの気持ちを伝えることが大切ですよね。そういった時の贈り物にはそれぞれ由来や意味があります。選ぶ際も、知らないと恥ずかしいこともあるので、注意が必要です。そんな時に役立てたい、お祝いの席で使える縁起のいい、喜ばれて驚かれる手土産やギフトをご紹介します!それぞれ意味をもっているモノになりますので、事前に覚えておけば、渡す際にも話のネタになって一石二鳥です。
1:幸せが訪れると言う言い伝えのあるクッキー「ポルボロン」
スペインのクリスマスやお正月、結婚式などのお祝いの席に欠かせないお菓子、「ポルボロン」。1,200年前にアンダルシアの修道院で生まれた、素朴で優しい伝統菓子で、歯が当たる前にホロホロっと崩れ、溶けてなくなってしまう前に「ポルボロン」、「ポルボロン」、「ポルボロン」と3回唱えることができると、幸せが訪れると言う言い伝えのあるクッキーです。スペイン料理研究家の加瀬まなみさん曰く、日本でも旅先で食べたのと同じ味に出会うことができたクッキーとのことですので、手土産で持っていけば話題になること間違いないクッキーです。
2:贈った人を喜ばせる「笑」というバームクーヘン
日本ではおめでたい贈答品の一つとして、慶事の贈り物などにも好まれているお菓子、バウムクーヘン。 静岡県静岡市にある【セティボン?】は、「毎日の生活の中に記念日がたくさん溢れるように」と、記念日や人を大切にすることをコンセプトに運営されているケーキ屋さんです。紹介者のフリーアナウンサーである坂本洋子さんは、旦那さんが職場でバウムクーヘンの「百年乃樹」をもらってきて知ったそうですが、味は言わずもがなで美味しいのですが、箱を開けた際にあらわれた“ありがとう”の言葉と、バウムクーヘンに「百年後のあなたがずっと笑顔で大笑いでありますように」という想いが込められたこと知って、心も体も嬉しくなったそうです。贈った人を喜ばせるバウムクーヘン、あなたも大切な方を喜ばせてみませんか。
3:郷土玩具「起上人形」をかたどった縁起のよいお菓子
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石川県金沢市の老舗菓子司【金沢 うら田】の「起き上がり最中」は、加賀八幡の故事に由来する郷土玩具「起上人形」をかたどった縁起のよいお菓子です。起上人形は、厄除けや社業繁栄、商売繁盛のお守りとしても古くから親しまれています。朱色の包装紙はもちろん中味も愛らしい起上人形のデザインで、手のひらサイズながら、上品な甘さの粒餡がぎっしりとつまっています。お祝い用には、一体だけ本物の人形がはいった「人形入り」がオススメです。事前予約は忘れずにしてください。
4:日本でも唯一の金平糖専門店の「ミルク金平糖」
皇室の慶事の記念に引出物としてもよく使われている、日本でも唯一の金平糖専門店、【緑寿庵清水】。創業は弘化四年(1847年)、独自の技術習得に20年を要する金平糖を、約60種以上も創り出し続けている由緒あるお店です。金平糖が完成するまでに、16~20日も時間がかかるそうです。約60種以上もある金平糖の中から、紹介者のギフトコーディネーターである冨田いずみさんの一押しは、「ミルク金平糖」。当たりも柔らかめで、ホロホロっとくずれ溶けていくような食感は、お子様や女性、お年寄りの方にもピッタリです。
5:浅草雷門のそばにある行列が絶えない店の「どら焼き」
長寿を象徴する動物とされている亀は、【亀は万年】とも呼ばれ縁起がいい生き物とされています。その縁起のいい亀の名を店名に加えているお店を紹介してくれたのは、料理研究家・タレントのベリッシモ・フランチェスコさん。浅草雷門のそばにある行列が耐えない【亀十】の「どら焼き」は、普通のどら焼きに比べると大きめで、味は「あん」と「白あん」の2種類あり、どちらも生地のふわふわ感と、中のあんのバランスが絶妙で癖になるそうです。行列が途絶えない、縁起がいい亀を店名にしている亀十の「どら焼き」、午前中に売り切れることもあるそうですので、手土産で持っていく際は、予約をすることをオススメいたします。
6:「マメに働く」などの語呂合わせでも縁起がいい黒豆
お節にも入っている黒豆は、「マメに働く」などの語呂合わせからも縁起がいいものとされています。料理研究家/オリーブオイルソムリエの尾田衣子さんが紹介してくれたのは、丹波黒大豆にこだわって作られた「やわら」、「ふくみ」、「からり」の3種類の黒豆。それぞれ香り、甘み、食感も違うので、お茶請けやおさけのつまみなどでも楽しむことができます。大きくて、艶がありやわらかく、上品な味わいがある丹波の黒豆、手土産でも使える一品です。
7:紅と白の組み合わせの縁起がいい蒲鉾「にゃんかま」
蒲鉾は“日の出”を象徴するものとして、紅はめでたさと慶びを、白は神聖を表す縁起がいい食べ物です。エグゼクティブ・アシスタントの依田早苗さんに紹介してもらったのは、富山県黒部市で昭和2年の創業以来、蒲鉾一筋に伝統の味をつくり続ける老舗【生地蒲鉾】で、ぷにぷにとやわらかな手触りを意識して造ったという「にゃんかま」。猫の肉球はその形だけでなく、あの「ぷにぷに」感を再現すべく長い蒲鉾製造の経験と熟練の職人技を存分に注入しており、中にクリームチーズが練りこまれた一口サイズの蒲鉾です。縁起もよくかわいらしい「にゃんかま」、お祝い事の席でも絶対に喜ばれる手土産ではなないでしょうか。
※掲載情報は 2016/12/27 時点のものとなります。
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