「抗酸化力」のある自然食品として、ココナッツオイル、アサイー、チアシードなど、次々と話題の「スーパーフード」がメディアでも紹介され、気軽に入手できるようになりました。そんな中、スーパーフードを取り入れたスイーツが登場したり、昔ながらの日本の食材にもスーパーフードと呼ぶにふさわしいものがあることが、メディアで取り上げられたりしているのをご存知ですか？ ぐんと身近になったスーパーフードを気軽に楽しむなら今ですよ！

2014年11月に日本初進出を果たしたフローズンヨーグルト専門店「レッドマンゴー」は、韓国生まれ。爽やかな酸味と甘味のフローズンヨーグルトには、数ある日本の牛乳とヨーグルトからグローバルスタンダードに合うものを厳選して使っているのだとか。そして豊富なトッピングも魅力。旬のフルーツを中心に、グラノーラやナッツ、オレオなどが揃う中、吉祥寺店限定の「ココナッツオイル×チアシード」に注目。表面でパリパリ固まるココナッツオイルに、ぷるプチ食感のチアシードはなんとも絶妙のひと言。低カロリー＆低脂肪なだけではなく、2種類のスーパーフードも同時に美味しく食べられます。

「ルバーブ」は古くから欧米で親しまれている野菜。漢方薬ダイオウ（大黄）の一種で、大黄は便秘薬にも使われている生薬です。特に赤いルバーブにはアントシアニンが含まれるため、抗酸化作用も期待できる優れもの。余分な塩分を排出するカリウム、腸の蠕動運動を促す食物繊維も比較的多く含まれます。特有の渋味と酸味があるため、加熱して食べるのが主流です。中でも、砂糖で煮詰めたジャムやコンポートは定番料理。長野県富士見町にある赤ルバーブの出荷高日本一の「かぼちゃん農園」では、「赤ルバーブジャム」や「赤ルバーブジュース」のような加工品も人気を集めています。

「ココナッツオイル」に比べるとまだ珍しい存在の「ココナッツバター」。オイルの良質な成分の他に食物繊維アミノ酸やミネラルが多く含まれています。ココナッツミルクを濃厚なペースト状にした感じで、糖質が入っていないのに甘みが感じられるのも嬉しいところ。瓶ごと湯煎でよく溶かし、浅めのバット流し込んでナッツやドライフルーツをのせて固めれば、簡単でヘルシーなおやつの出来上がり！ハチミツやメープルシロップと混ぜてトーストに塗るのもおすすめ。溶かしたり、固めたりを繰り返しても劣化しないから便利で安心ですね。

日本生まれのスーパーフードと言えるのが、こちらの「糀糖」。山梨県にある「七賢」という日本酒を300年作り続けている造り酒屋が生み出した、米糀と米粉から生み出した自然甘味料です。食物繊維やビタミンB1が豊富で「飲む化粧水」と言われるくらい美肌にもいいという、いいことづくしの飲みもの。しかも、その栄養価の高さから「飲む点滴」とも言われているのだとか。そのまま飲むには甘すぎるので、野菜や果物と一緒にジューサーにかけてスムージー仕立てにすれば、風味もよく、朝の一杯として最高です。

スーパーフードの代表的な果物として知られる「アサイー」は、抗酸化作用の期待されるポリフェノールを多く含む、別名「奇跡のフルーツ」。無農薬アサイー75%の濃縮エキスに、サワーチェリー濃縮果汁、レモン果汁のみで作られた健康と美容に良いビューティードリンクが「効酸果」です。アカデミー賞のギフトバッグ用のアイテムとして2年連続選ばれるなど、世界でも高く評価されています。味わいは軽い酸味のあるブルーベリーエキスのよう。視力がアップした、疲れにくくなった、肌のくすみが取れたなど、効果を実感している人も多いのだとか。

日本人にとって身近な「海苔」ですが、身近だからこそ、美容と健康に効果的なスーパーフードだという事が見過ごされがち。ビタミンCやビタミンU、タンパク質や食物繊維が豊富で、女子に嬉しい美容成分がたっぷりふくまれているのです。そんな海苔を美味しくいただくのにぴったりなのが、切っても切っても可愛い絵柄が出てくる「飾り巻き寿司」。プチプチの触感が楽しい「とびっこ」や「たくあん」などで色をつけた「ジャックオランタン」はハロウィンのパーティーで注目の的！ ちなみに、巻き寿司におすすめの海苔は、「焼き海苔」よりも時間の経過とともにしゃりと馴染んで風味が出てくる「巻き海苔」がおすすめです。

健康志向の女性が注目する「カカオニブ」は、カカオ豆を140～150度で焙煎して砕き、外皮を取ったナチュラルフード。カカオの栄養と風味がそのまま活かされ、ポリフェノール、カルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛などをバランス良く摂ることが出来ます。ガリガリと噛みごたえがあるから、満腹中枢が刺激されて食欲も満たされちゃいます。「Dari K」の「はちみつカカオ」は、インドネシア産のフェアトレードの高品質カカオを蜂蜜漬けにしたもので、深い苦味のあるカカオニブが蜂蜜の甘さでグッと食べ易くなっています。コーヒーのお供にしたり、アイスクリームにかけたり、グラノーラに加えるのもおすすめです。