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海の幸の宝庫、北海道『厚岸(あっけし)』
空を見ていると、鮮やかなで爽快なスカイブルーの色合いから、濃くしっとりとした深い色合いに変わってきた昨今。まさに秋の空気を感じます。秋と言えば真っ先に来る食欲。食については季節を問わず考えていますが、日本人でよかった!と思う瞬間、焼き魚の香りと共に食卓を囲む、そんな時の一品。今回はさんまをピリ辛に仕立てた商品をご紹介します。
先日、厚岸に食材を紹介して頂くため出張に出かけた。釧路の東側のこの地は見事な食材があり、海産物については北海道の一大ブランドを持つ。牡蠣やホタテ、アサリなどは大変有名であり、魚では鮭やししゃも、白魚など数え上げればキリがない程です。その他にも野菜や肉、乳製品もあり、季節によっては100%厚岸産の材料で料理が出来そうなほど豊富な食材の宝庫であった。
そんな中でも、自店のレストランで使用とかではなく、自宅や賄いなどで個人的にゆっくり食べたいな、と思ったものがコレ、「ピリ辛さんま」です。8月~10月に厚岸沖で獲れたさんまを高鮮度のまま保存し、じっくりと漬け込み熟成させた、旬の時期の脂の乗ったさんまです。ピリ辛をまとったサンマの奥行きある旨味はごはんがとまらなくなりました。個人的に魚を食べる機会が減ってきたような気がしていた時にめぐりあった商品です。
※掲載情報は 2015/09/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
イタリア料理店 オーナーシェフ
堀川秀樹
横浜市出身。「ロンディーノ」(鎌倉)でイタリア料理を学び、1991年渡伊。帰国後、札幌のレストランで料理長になり北海道の魅力を知る。’98年に「トラットリア・テルツィーナ」をオープン