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食欲の秋、実りの秋。豊穣を味わうのにぴったりなお酒といえば、やっぱりワインですよね。暑い夏にはビールを楽しんでいた方も、これからの季節はおいしい秋の味覚にあわせてじっくり飲むのはいかがでしょうか。今回はいつもの食卓をワンランクアップさせてくれるような料理とも相性のよい純国産ワインをご紹介します！完売必至のワインもあるので、早めにチェックしてお取り寄せしちゃいましょう。
1：【北海道】天然酵母で発酵させた完売必至の自然派ワイン
北海道三笠市にある『タキザワワイナリー』が特にこだわっているのが、葡萄そのものが持つ自然の酵母を使って発酵させるワイン造りです。自社の畑で栽培している「ピノ・ノアール」と「ソーヴィニヨン・ブラン」は、毎年本数が限られているため発売と同時に完売してしまうという人気ぶり。とりわけ「ソーヴィニヨン・ブラン」はそのシャープな酸味と薫り高い味わいの調和に感動させられるといいます。発売日をチェックしてお取り寄せしたいですね。
2：【山梨】山梨のブドウ×富士の酵母から生み出された神秘の雫
山梨県の湖には富士五湖に加えて実は数年に一度現れる「赤池」という幻の湖があります。こちらのワインはその「赤池」で生まれた酵母を山梨大学・柳田教授が採取・育種し、監修までおこなったという珍しい一本です。名前は「富士山」と名付けられ、原料が限られることから赤・白それぞれ年間8000本のみの販売なのだとか。100%山梨県産の原料と聞くと軽い口当たりかと思いきや意外にも濃厚で深い味わい。これ一本で満足できるワインですね。
3：【熊本】ワインが苦手でも飲みやすい、やさしい木の香りが逸脱な「菊鹿シャルドネ」
最近盛り上がっている国産ワインの中でも、利き酒師の田中さんがイチオシしてくれたのが、熊本のワイナリーでつくられた「菊鹿シャルドネ」。こちらのワインは樽の熟成した香りがあまり得意でない方にも非常に飲みやすいといいます。やさしくて品のいい味と香りのバランスがよく、お料理を引き立てる役割もしっかり果たしてくれる1本です。
4：【富山】恵みの風と静かな情熱から生まれた北陸氷見ワイン
「寒ブリ」で有名な街で知られる富山県氷見市。氷見の魚に合うワインをつくりたいという想いで生産しているのがワイナリー『セイズファーム』です。どの銘柄もワイン単独で味わうというよりも魚介料理との見事な調和を生み出すものばかり。ワイナリーにはカフェやショップ、宿泊施設も備えているため現地で体験してみるのもおすすめですよ。
5：【京都】和食や日本料理を意識したオリジナルラベルも嬉しい「丹波ワイン」
日本酒蔵から始まったという京都丹波にあるワイナリーでは、和食や日本料理を意識して醸造されたものが多いといいます。こちらの丹波ワイン「アッサンブラージュ」はダークチェリーやレーズンといった黒系の果実の芳醇な香りと強めの酸味が全体をきっちり引き締めてくれます。デイリー用はもちろん、オリジナルのラベルも作れるそうなので特別な日のプレゼントにも最適ですね。
6：【山梨】洋食の名店『たいめいけん』のシェフも絶賛する辛口「信州産メルロー」
続いてご紹介するのは、日本橋にある洋食の名店「たいめいけん」の三代目茂出木シェフがおすすめしてくれた「ソラリス 信州千曲川産メルロー」。メルロー種の持つきめ細かな渋みをしっかりと引き出し、ほどよい樽熟成味が辛口で洋食の料理との相性もぴったりなのだとか。贅沢にビーフシチューに使ってもおいしいですよと教えてくれたので、試してみるのもいいですね。
7：【福井】「ライス・ワイン」の名前が意味するサプライズなお酒
最後にご紹介するのは見た目も味も白ワイン！と思わせるその名も「ライス・ワイン」という日本酒です。福井県の『田嶋酒造』が開発した、福井産のコシヒカリとワイン酵母で作るれっきとした純米酒。ワインと間違えるほどフルーティーで爽やかな飲み口はどんなお料理とも合わせやすいのが嬉しいですね。ちょっとしたサプライズにもおもしろい逸品です。
※掲載情報は 2015/09/23 時点のものとなります。
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