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博多人形をモチーフにしたパッケージも洋装＆苺バージョンに
最近はLCC(格安航空)も誕生して、東京からでも金銭的にグッと近くなった感のある福岡。時間的にも2時間程度で到着しちゃうという気軽さ。もっとも、LCCですと成田空港発になるので、成田まで行く時間がかかるという欠点がありますが、旨く行けば数千円で行けちゃうのですから魅力です。そんな福岡の定番のお土産といえば、「博多菓子工房二鶴屋」の「博多の女(はかたのひと)」。山陽新幹線が開業した昭和47年に、創業者の橋本富市氏が「新しい時代にふさわしい和洋折衷の味を」と思案し、和の羊羹と洋のバウムクーヘンの組み合わせを思いつき、誕生しました。でも今回ご紹介するのは、これじゃないんです。人気の「博多の女」は長年、一種類だけでしたが、これまた時代の流れでしょうか、ついに2015年2月に新作が登場。それが「あまおう苺ミルク味」です。
福岡空港のお土産店にも新旧取り揃えてあります
この「あまおう苺ミルク味」は、羊羹には練乳とホイップクリームを合わせていて、白餡ベースのまろやかなミルク羊羹になっているわけです。そして、バウムクーヘンには福岡産の“あまおう”という有名な苺も練り込んでいます。なので、優しいミルクテイストの餡の味わいと、ちょっと甘酸っぱい風味のバウムクーヘンが一体化して、和洋折衷というより、もはや洋風スイーツのテイストな仕上がり。一気に、20代女性にオオウケしそうな味わいへとシフトした新商品になっています。ひとついただくと、すぐにもうひとつ食べたくなっちゃう、気が付いたら5つくらい気軽に味わえちゃう爽やかさもいいですね～。もちろん従来タイプも評判ですが、今、誰かに差し上げるならば、新商品の「あまおう苺ミルク味」タイプが、特に喜ばれそうです！
※掲載情報は 2015/09/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は８０００軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「ＪＡＬ（Ｗｅｂ）」などに連載中。また近年は料理研究家としてＴＶラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』（幹書房）、『おうちラーメンかんたんレシピ３０』『おうち丼ぶりかんたんレシピ３０』『全国ご当地やきとり紀行』など２５冊。
