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今年のシルバーウィークは5連休!この時間を利用して遠くに暮らす義理のお父さん、お母さんへ久しぶりにごあいさつに行くという方も多いのでは?実家に持っていく手土産よりもどうしても気を使ってしまうのがこのシーン、日頃の感謝をしっかり込めて礼儀正しく、気配り上手なところもしっかりアピールしなければ……となると、自然と保守的な手堅い品を選びがちになってしまっていませんか?今回は折り目正しいところは押さえつつ、相手に感動を与えられる鉄板品をまとめてご紹介します!素敵な手土産がリラックスした雰囲気をもたらしてくれて、会話も弾むこと間違いなしです!
1:【揚げまんじゅう】サプライズを呼ぶサクサク衣のおまんじゅう
東京の定番土産ながら、意外と「食べたことがない」という方も多いのが神田・竹むらの「揚げまんじゅう」。創業は1930年(昭和5年)、奇跡的に空襲の被害を受けずに現存する当時のままの建物が老舗の雰囲気たっぷり。注文を受けてから揚げる揚げまんじゅうは、北海道産の小豆から作る自家製のこしあんがぎっしり詰まったまんじゅうに、さらに小麦粉を水で溶いた衣をつけ、白絞油とごま油を調合した油でカラリと揚げたもの。サクサクの衣の食感のあとにホクホクとしたおまんじゅうとこしあん、これを包み込む香ばしいごまの香りが混然一体となる瞬間は感動もの!
2:【最中】あの文豪の作品にも登場する時代を超えて愛される絶品の最中
「空也」は、東京・銀座の並木通りにある、知る人ぞ知る老舗の和菓子店。その看板商品としていつの時代も人気なのが予約なしではなかなか手に入らない「空也もなか」です。創業は1884年(明治17年)、当時は上野の池之端にお店があったのですが、この界隈は数々の文豪が居を構えていた文化の薫り高い地区で、このお店を愛した著名人も多かったといいます。その証拠に夏目漱石の作品にもこの「空也」の和菓子が登場するほど。当時から変わらぬ最中は、くびれのあるひょうたん型。パリっとした焦がし皮に、丁寧な仕事が施された小豆のつぶしあんが詰まっています。通な食べ方は1日おいて皮と小豆あんが馴染んだころをいただくやり方。翌日にもう一度違う表情の最中が楽しめるのもまた、喜ばれるポイントです。
3:【栗】丹波産の大粒栗を丸ごといただくふっくらあまい栗の実
秋の味覚のひとつ「栗」の自然のかたちと風味を存分に楽しめる、京都・くりやの「金の実」。これに使われているのは古くは平安時代の貴族からも愛された大粒の丹波栗。素材の持つクオリティーが味を左右するだけに、使用する栗にも並々ならぬこだわりを貫いています。その味の確かさは大正6年、昭和3年に天皇陛下も御買上げの栄えを賜ったという事実からもお墨付き。1粒200円ほどとちょっと贅沢ですが、栗本来のしっかりした歯ごたえと風味を残しつつ、優しい栗の甘味が漂う絶妙の仕上げ!無駄をそぎ落とした凛々しい栗一粒のかたちと秋ならではの季節感、京都の粋と折り目正しさを併せ持つ和菓子です。
4:【おせんべい】京都で15代続く老舗料亭の秀逸な手土産おせんべい
京都らしい水辺の表情が楽しめる東山界隈の疎水沿いの風景、京都らしさを満喫できるこの界隈は散策にはもってこい!この京都南禅寺畔で約400年前に茶屋として創業したのが京料理最高峰の料亭「瓢亭」。この老舗料亭に「手土産」として購入できるおせんべいがあるのです。それが「鶉(うずら)せんべい」。小さなひょうたん型で実に愛らしいかたち、そこに込められているのが「鶉(うずら)」の身を細かくすりつぶしたもの、白味噌・赤味噌と共に焚き上げた「うずら味噌」をからませているのだとか。一口含むと、ほんのり味噌が香り立ち、カドのとれたやさしい塩加減が絶妙です。クラシックな風合いのパッケージといい、由緒正しい手土産として安心して贈ることができる頼りになる逸品です。
5:【求肥もち】京都伝統の柔らかすぎる求肥もち!生菓子ながら日持ち1週間!
京都・四条通りにお店を構える鍵善義房(かぎぜんよしふさ)、創業は享保年間(1716~36年)という京都でも屈指の老舗茶屋です。創業の地は祇園、花街の味にうるさい旦那衆や社寺、お茶席の主人たちによって磨かれた伝統の和菓子、そして「新しい甘味を」というリクエストに応えて昭和初期に生まれた「くずきり」がこのお店の看板商品です。これら看板商品のほかに注目は「鍵もち」。求肥にきな粉をまぶしてあるシンプルなお菓子ですが、箱を傾けただけでその形が変形してしまうほどの究極の柔らかさ。ふわふわとして、口にいれるとほどけるような口どけが絶品。生菓子ながら日持ちは1週間、そして1000円台というお手頃価格も特筆すべきポイント、京都伝統の老舗のやわらかな求肥もち、これが喜ばれない訳がありません。
6:【バウムクーヘン】完成されたレシピと製法、純白の表情がスタイリッシュな特別な時のバウム
言わずと知れた洋菓子の老舗、神戸に本店を構える「ユーハイム」は、日本の洋菓子店の草分け的な存在。完成されたレシピと製法から生まれる傑作のバウムクーヘンは贈り物の大定番、しかしこのバウムにも特別な品があることをご存知ですか?「ユーハイム・ディー・マイスター」は、ドイツのトップデザイナー、ペーター・シュミット・グループとのコラボによって生まれた東京・丸の内のお店。直径約7cm、長さが30cmというスリムなフォルムを筒型のパッケージにおさめた「バウムクーヘン・トゥルム」は、都会的な雰囲気が漂うスマートなバウムクーヘンとして、贈り物にもぴったりです。
7:【エシレ】フランスの最高級バターが50%も入った贅沢生バターケーキ
フランスが誇る伝統発酵バターの代名詞「エシレバター」、言わずと知れた世界屈指のバターです。これまでに三ツ星シェフ、一流パティシエ、各国王室が愛してやまないこの濃厚バターをケーキにしてしまったのが「ガトー・エシレ・ナチュール」。2009年、東京・丸の内ブリックスクエアに世界初のエシレバター専門店としてオープンした「エシレ・メゾン デュ ブール」で、毎日たった15台しか販売されないレア中のレア。クリームに占めるバターの割合はなんと半分(半分が生バター)、この芳醇なバターの香りが特徴ですが、上質な発酵バターだけを使っているので、全くしつこさを感じません。レア品、入手困難なこのケーキを持参すれば、義理のお父さん、お母さんもニッコリ!?
8:【京の味いっぱい】京都の食材が活きた「粒ぞろい」のクッキー
京都「レストランよねむら」の、京食材を使った12種類のクッキーの詰め合わせ。瓦屋根のパッケージがかわいらしいこのクッキーは、甘いクッキーだけでなく、辛いものまでそれぞれの食材が際立つ個性を放つ詰め合わせで、レストランらしい料理のような意外性と驚きを与えてくれます。「星つき」のこのお店、きめ細かな気配りの味へのこだわりが商品の随所にちりばめられた、全く隙のない完成度の高さはさすがの一言。京都の本店のほか、東京・日本橋COREDO室町にもお店でも買い求めることができます。
※掲載情報は 2015/09/13 時点のものとなります。
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