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気がつけば吹き抜ける風は秋の装い、日中も過ごしやすくなりましたね。そして今年は暦どおりでも5連休の「シルバーウィーク」ももうすぐ!お出かけの計画を練っている方も多いのではないでしょうか?海外や国内各地へお出かけになる方も多い一方、この連休は近場でノンビリしたいという方も多いかもしれませんね。今回は関東近郊で日帰りOK、神社仏閣に海も揃った古都「鎌倉」の穴場グルメ&スイーツスポットをご案内します!行楽客でごった返す人気店舗を横目に、鎌倉にひっそりと佇む、地元の方がひそかに愛するお店やをご紹介!爽やかな秋の風を感じながら、おいしいものをめぐる散歩に出かけませんか?
1:【路地裏の店】地元民が愛する「天然酵母」のパン屋さん
鎌倉駅からほど近い御成り通りの路地裏に佇む、地元の方々が愛する天然酵母のパン屋さん「KIBIYAベーカリー」。創業は1948年に「TAKARAYA」という名前で親しまれていましたが、その後代替わりして天然酵母のパン屋さんへリニューアル、創業から現在まで毎日毎日、おいしいパンを作り続けています。店内に並べられるパンは、全粒粉、ライ麦粉、天塩、水のみを使った自家製天然酵母パン。ずっしりと重みがあるのがその特徴。添加物は一切なし、こだわりのパン作りを貫いています。素朴な表情のパンは噛むほどに小麦の味わいを感じられるやさしい味わい。地元鎌倉の毎日の味わいをお土産にもって帰るという選択もいいですよね。
2:【高コスパ】大ぶりのから揚げが4個でなんと300円!テイクアウトもOK!
飾らない普段着の店構え、地元の喫茶店そして定食屋さんの雰囲気たっぷりの六地蔵交差点にある「ふじい」。お店の前に掲げられる黒板が目印のそれが、1日30食限定で提供されるテイクアウトOKの「唐揚げ」です。ショウガとにんにくがしっかり効いた、手づくりの味わいもさることながら、オーダーを受けてから揚げるため看板には「5分ほどお時間をいただきますの文字」が記されています。つまり正真正銘の揚げたての唐揚げ、しかも大ぶりサイズが4つも入って300円とは驚き!鎌倉歩きでちょっと小腹がすいたときにアツアツをつまめる、鎌倉の隠れた穴場スポットです。
3:東京・上野からお店ごと引越ししてきた「豆大福」の名店
江戸時代から続く創業160年を超える和菓子の名店「岡埜栄泉」、このお店が東京・上野から職人さんたちも含めて本店ごと鎌倉にやってきて以降、そのふっくらもちもちの「豆大福」が鎌倉でも人気の商品に。伝説のプロデューサー土屋さんもこの豆大福に魅せられてしまったその一人です。記事のなかで紹介されているのは「ある日突然シャッターが閉まってしまった」ときの話。その理由はもちもちのお餅を作るための機械が壊れてしまったから。機械がなければいつものお餅を作ることができない、それならば潔く営業を停止するという「まっすぐ」なお菓子づくりへの姿勢が伝わってくるエピソードです。この大福が食べられるのはいまや鎌倉、訪れたときは要チェックです。
4:【チーズケーキ】35年かけてたどり着いた極上の味わい
鎌倉駅からは離れた高台の「鎌倉山」にある、料理研究家としても知られるホルトハウス房子さんが営む洋菓子店ハウス・オブ・フレーバーズ。ここは知る人ぞ知る「チーズケーキ」の名店なのです。しっとりとしていながら香ばしさが楽しめるグラハムクラッカーの生地、濃厚なクリームチーズ、さわやかな酸味のあるサワークリームが3層構造、口に含むと絶妙な調和を生み出します。このハーモニーを完成させるのにかかった時間はなんと35年!食生活ジャーナリストの岸さんが、かつてテレビ番組で「日本一高いけれど、日本一おいしいチーズケーキ」と紹介したとっておきの逸品です。大切な人との特別な時間を過ごすときのための特別なデザート、数々の逸品スイーツを知るキュレーターをも虜にする完成度の高さです。通信販売でもオーダー可能ですが、鎌倉での特別なお土産としてもおすすめです
5:【チョコレート】コロンビア産カカオの風味と香りを楽しみ尽くす、話題のチョコレート専門店
鎌倉の目抜き通りである小町通りにお店を構える「ca ca o(カカオ)」は、2015年春にオープンしたコロンビア産カカオを贅沢に使ったチョコレート専門店。特に全世界カカオ生産の9%しか採取されない「トリニタリオ種」の「フィノデアロマカカオ」が使われたチョコレートが味わえると注目を浴びるお店です。個性的なカカオの香りを感じられる生チョコレートや、サクサクのマカロンでチョコレートクリームを挟み込んだcacaron(カカロン)、パリパリの板チョコ入りで、生地のサクサク感と食感の変化も楽しめる大ぶりのエクレアなど、コロンビア産カカオを楽しめるチョコレートスイーツの宝庫!時間をずらしてうまく混雑を避けてトライしてみてくださいね!
6:【どら焼き】はちみつの香りたっぷりふわふわの生地と餡のバランスが絶妙
西鎌倉にひっそりと佇む「和菓子処 茶の子」。このお店の定番商品として地元で愛されているのが、小ぶりなどら焼きのつめ合わせの「松毬(まつかさ)」です。名前の由来は子ども時代を思い出す「松ぼっくり」から。はちみつたっぷりのふわふわの生地にたっぷり挟み込まれるあんは、「大納言小豆×栗」若しくは「白小豆×あんず」の2種類。秋の味覚、ホクホクとした「栗」も、あんずの爽やかな酸味と白小豆の味わい、どちらにするか迷ってしまいそうです。どこか優しく、心温まるカタチと味わいのする鎌倉のお土産です。
7:【クロワッサン】自宅のオーブンで焼き上げて完成させる「お持ち帰り」クロワッサン
鎌倉のお隣「大船駅」にあるブーランジュリー カルヴァ。こちらで人気のクロワッサンは「半完成品」。クロワッサンのもっともおいしい瞬間、「焼きたて」の食感と立ち昇るバターの香りを楽しんでもらうために、あえてクロワッサンを焼く手前でストップ、仕上げはご家庭の「オーブン」でというのがポイント。最終発酵済みの冷凍クロワッサン生地として販売されています。冷凍庫からとりだしそのまま自然解凍で15分。解凍後、200℃に予熱したオーブンで15分~30分ほど加熱すれば、焼きたてパリパリの風味がおうちで楽しめます。自宅で贅沢な朝食を楽しむもよし、「おうちで焼きたてを楽しんで!」と手土産やちょっとしたプレゼントとしても喜ばれること間違いなし!
※掲載情報は 2015/09/08 時点のものとなります。
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