毎日の手料理を上品に仕上げる秘訣とは・・・・お米の自然な甘さ「三河みりん」

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美味しいみりんとは

料理上手の人の家には「みりん」がある……そんな言葉をよく耳にします。もっと噛み砕いて言うなれば一人暮らしの男性の家にみりんがあったら、女がいると思え。そんな言葉を若いころよく聞いたような、または言ったような気がします。しかし、最近では、料理男子も増え、みりんを持っているからと言って彼女がいるとは限りません。

 

そんなことより、どんなみりんを使っているかのほうが重要なのです。私は以前、お付き合いし始めた男性の家にあったみりんを全て捨てたことがありました。それは、そのみりんがおそらく、前の彼女が使っていたからということではなくそのみりんが本物のみりんではなかったから以外の何者でもありません。

 

本物のみりんとは何なのか……。それは、原料に、もち米、米麹、焼酎のみを使用した昔ながらの製法のみりんでお米の甘さ、コクが、他とは全く違います。通常の半量で、食材の甘さやうま味を活かしてくれる、万能調味料なんです。そんな本物のみりんの中でも私が愛用しているのが愛知県で作られている三河みりんです。

三河みりん

この本格みりんの三河みりんを作っている株式会社 角谷文治郎商店さんは、愛知県の碧南市というとても素晴らしい気候の地で美味しいみりんを作られています。

毎日の手料理を上品に仕上げる秘訣とは・・・・お米の自然な甘さ「三河みりん」

水も空気も美味しいこの土地で、素晴らしいお考えの社長様とその社員の方々、一度訪れた方は、きっとこの三河みりんの虜になることでしょう。そして、こちらのみりんも素晴らしいのですが隠れた逸品は、実はこのみりんを絞ったあとの「みりん粕」です。

毎日の手料理を上品に仕上げる秘訣とは・・・・お米の自然な甘さ「三河みりん」

季節限定、数量限定のため、なかなか手に入れることはできませんがそれはそれは、すばらしい……。なんというのか、御菓子ですいや、調味料です。いや、おつまみです。

 

まあ、なんと呼ぶかはさておき、そのまま食べてもよし、スイーツ作りに使ってもよし砂糖代わりに使ってもよしとにかく上品な甘さの逸品です。

 

是非、機会を見てお取り寄せくださいね。

※掲載情報は 2015/09/05 時点のものとなります。

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キュレーター情報

是友麻希

魚料理研究家

是友麻希

一般社団法人さかなの学校 代表理事
発酵ライフ推進協会 代表

国内外からの客人の多い家庭で育ち、幼少より料理に慣 れ親しむ。 その後、聖心女子大学時代には日本史学部にて「日本の食文化」研究に勤しみ、卒業後、「銀座すしもと」にて日本料理と魚料理の基礎を学ぶ。 2005年より魚専門料理教室「Ristorante我が家」を主宰し、生徒数3000人を超える予約の取れない料理教室として多数メディアに出演。

その後、東京農業大学と共に発酵食品の研究を重ね、発酵食文化研究家の第一人者として活躍し、 発酵食品の継承のため、講演会や講師の育成に力を注ぐ。 その他、地域特産品開発アドバイザーとして新商品・レシピの開発支援に力を注ぎ、全国で講演会やセミナーを多数開催。

「cheeza」 (江崎グリコ)や「まる」CM料理(白鶴酒造)などの開発に関わる。 2017年5月 東京丸の内にて、発酵と魚の飲食店「にっぽんのひとさら」をオープン。

著書に「今日の発酵食ごはん」(ワニブックス)・「うま味レシピ」(日東書院)「酵素いきいき生甘酒」(主婦の友社)などがある。

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