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記事詳細
夏の暑さも和らぎ始め、過ごしやすくなってきました。食材も新しいものが出始め料理をする機会も増えてくる季節です。料理が揃えばあわせて用意したいのがお酒。今回はビールにスポットを当てて紹介します!ビールといっても、味や色、種類、国などによって個性も豊かです。ここでは、これからの季節に一度は飲んでおきたい世界各国の特別な、いつもと違う家飲みに活躍する一本を探してみてください!
1:【スペイン】香り高き究極のプレミアムビール「イネディット」
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伝説のレストラン『エル・ブジ』とビールメーカーが、セレブを迎えるためのビールをコンセプトの元に開発されたのがこの「イネディット」。原料には、水、大麦麦芽、小麦、ホップ、コリアンダー、オレンジピール、酵母を使用し、ラガービールとホワイトビールの醸造法を組み合わせて醸造されています。芳醇な香りを楽しむためにも、ビールグラスよりも白ワイン用のグラスが合うそうですので、ぜひ飲む際はワイングラスで香りも楽しみながら飲んでみたいものです。紹介者のエグゼクティブ・アシスタントの依田早苗さんには、記事内でビールに合う料理も紹介しておりますので、そちらも確認してみてください!
2:【タイ】タイ王室で唯一認められた「シンハービール」
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タイで最古のビール会社は、1933年創業のブン・ロート社。こちらでは、タイ王室で唯一認められたビールである「シンハービール」が造られています。世界中から集められた最高品質の大麦、麦芽、ホップを使用し、一番搾りから醸造された独特で豊かな味わいのビールです。世界50カ国以上で愛されており、世界一流ビール500にも選ばれたタイを代表するビールは、辛いものから、酸っぱいもの、甘いものまで味わえるタイ料理以外にも合うビールです!
3:【ウェールズ】在駐英国大使館で開かれたイベントでも注目のブルワリー
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英国の中でもウェールズは、美しい自然と変化に富んだ地形と気候の恩恵により、クオリティの高い食材が豊富な地域です。もちろんドリンクも豊富でブルワリー(醸造所)も多くあり、様々なビールが造られています。以前、在駐英国大使館で開かれたイベントでも振舞われた注目のブルワリーを2社紹介いたします。1社目は、ウェールズのビール大会において1位から3位を独占したことがあるTiny Rebel。2012年に本格始動した、注目を浴びているブルワリーの一つです。2社目は、カラフルなラベルが目を引くTomos Watkin。季節限定品のビール作りにも積極的で、ウェールズでとても人気のブルワリーです。2社とも印象的なラベルですので、見つけた際は手にとって飲んでみていただきたいビールです!
4:【ベルギー】酸味が癖になるビアスタイルで造られたベルギービール「ランビック」
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ベルギー独自の「ランビック」というビアスタイルで造られたベルギービールは、ベルギーの首都、ブリュッセルの南西を流れるゼンヌ川流域に生息する野生酵母を使い、甘味をほとんど感じないドライな味と独特の酸味が特徴です。長年貯蔵した古いホップと小麦を加えて自然発酵させた後、木樽で熟成しています。中でも「グース」と名前がつくものは、木樽で熟成した古いランビックと発酵を終えたばかりの新しいランビックをブレンドし、ボトルの中で二次発酵させたもので、口に含むとビールとは思えない強烈な酸味に驚くそうです。ビアジャーナリストの野田幾子さんは、記事内でこの酸味を活かして楽しめるレシピを紹介してくれていますので、ぜひそちらもチェックしてみてください!
5:【ドイツ】世界最古の醸造所で作られる「ヘーフェヴァイス」
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現存している世界最古の醸造所がドイツにあるヴァイエンシュテファン醸造所です。こちらでは多くのビールが醸造されていますが、初めての方にオススメなのが、小麦の麦芽を使い酵母をろ過せず瓶内に残したビール「ヘーフェヴァイス(Hefeweiss)」。泡立ちがよくバナナのような香りで、苦すぎずフルーティな味わいは、女性にも好評だそうです。今年8月にはロンドンで開催されたInternational Beer Challenge 2015で金賞を受賞したばかりの話題のビールです!
※掲載情報は 2015/09/02 時点のものとなります。
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