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秋の色づきも始まろうとしています。スポーツの秋、読書の秋、そして食欲の秋。9月はシルバーウィークもあり各地へ行楽にお出かけする方も多いのではないでしょうか？今回はこれからの時期にオススメな北陸地方の厳選手土産を集めてみました。富山・新潟・福井・石川で旅行と併せて手土産をご紹介。
1：【金沢】金沢野菜をぎゅっと詰め込んだ金沢ピクルス
ピクルスはお漬物の総称。インドのチャツネや韓国のキムチ、中国のザーサイや日本のぬか漬けはもちろんのこと、サーモンマリネやアンチョビ、なれ寿司などもピクルスの仲間です。発酵食品を利用したり素材を発酵させたりして、時間が美味しさをつくります。石川県金沢市に本社をおく雑貨店アミングでは、金沢野菜を中心に加賀れんこんやきゅうりと生姜など冷酒にも合います。
2：【金沢】加賀百万石の地で誕生した最中
藩祖である前田利家を祀る尾山神社のほど近く、南町大通に店を構える「坂尾甘露堂」です。四代目当主の時代に誕生したという最中の「加賀さま」です。大きさが直径約13cm、皮にはいかにも金沢の菓子らしく、前田家家紋である剣梅鉢を模した五弁の花びらが型押しされています。中には粒、こし、抹茶と3種のあんが詰められ、どのあんが顔を表すのかは割ったときのお楽しみです。また皮もあんも同じもので作った「小型の加賀さま」はそれぞれに1種類のあんが入っていて、こちらは個分けに便利です。
3：【新潟】20年間の熟成プラス8時間かけて仕上げた熟成味噌
新潟の味噌蔵「糀屋団四郎」では古くからの和釜を使って、ご家族で仕込みます。味噌の仕込みに必要となる米麹（糀）も味噌蔵の前の水田のお米を使い、手作りされています。秘蔵の“20年味噌”を使ったふりかけです。この「鉄火味噌」、見た目は真っ黒。20年の時を経てじっくり熟成した味噌に、牛蒡（ごぼう）、蓮根（れんこん）、人参（にんじん）といった根菜を胡麻油で8時間かけてじっくり炒り、薬味を加えたふりかけです。
4：【新潟】見た目は韓国のお餅「トック」？
新潟県村上市の旧山北町一帯で昔から食べられていた郷土食「にたてもち」です。お米を二度炊きにしてから搗いたもので、山仕事をする人たちの携行食。今回ご紹介するのは、新潟ゆうき株式会社が作った「こめんぼう」の商品名で売っているものです。食べ方としてはバターを溶かしたフライパンで数分転がして、表面をきつね色にして仕上げに、醤油を少々かけて出来上がり。また、おしるこやスープに浮かせてみるのも衣装抜群です。
5：【富山】シュワっとした食感がたまらない高岡ラムネ
「高岡ラムネ」は、天保9年（1838年）創業の大野屋が歴史の中で使ってきた木型と培った技、和菓子の季節や行事に合わせ生まれた美しい造形、さらには富山県産コシヒカリや国産生姜を組み合わせ、高岡文化の新旧を織り交ぜた「高岡ラムネ」を作りました。職人がひとつひとつ手で作ったラムネです。ふんわり柔らかな口どけの後に、国産の素材が香る優しい味に仕上げました。
6：【富山】たべるのがもったいない、高級銘菓「T五」
富山銘菓に「薄氷」というその名の通りの薄い氷のように口に入れると溶けてしまう銘菓があります。「T五」は薄氷のように、口の中に入れると溶けるうすい干菓子。こだわりの和の天然素材でこしらえた五ツのTONE（色合い）とTASTE（味わい）。桜（塩味）、抹茶（苦味）、ゆず（酸味）、胡麻（滋味）、和三盆（甘味）の五味五色をお愉しみください。
7：【福井】高級絹織物のよう「羽二重餅」
福井は、高級絹織物「羽二重」の産地。「羽二重餅」は、1905年（明治38年）に松岡軒の2代目店主である淡島恒が考案。餅粉を蒸し、砂糖と水飴を加えて端正に練り上げたもので、絹織物「羽二重」の風合いをそのまま写し取ったかのような、きめ細かくなめらかな餅菓子です。2～3ミリという薄さにこだわっており、口の中でふんわりととろけていくような食感と、ほんのりとした甘さが楽しめます。
※掲載情報は 2015/08/31 時点のものとなります。
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