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夏になるとなぜか不思議と食べたくなるのがエスニック料理。暑い気温が、熱帯の国々の料理を一層おいしく感じさせるのかもしれません。最近では海の家などでもエスニック料理を提供するところが増えてきましたね。そこで今回は各国のさまざまなエスニック料理をご紹介。タイやインドなどメジャーどころからパキスタンなどちょっと珍しいものまで。エスニック料理好きにはたまらない料理をそろえました。香辛料やハーブがたくさん入って、滋養強壮にも良いエスニック料理。大勢で大皿料理を囲んで、わいわい騒いで食べたいですね。
1:エスニック好きな人にはたまらない、パクチーやガパオなどのタイハーブ
トムヤンクンやパッタイなど、ほとんどのタイ料理に使われている、タイハーブ。パクチーなど、香りの強いハーブは苦手な人も多いですが、好きな人にとってはたまらないもの。独特の爽やかで青々しい香りが食欲をいやでも引き立てます。千葉県茂原市にあるピーニットストアは、タイ食材専門店。一般のスーパーなどでは手に入りにくい生のタイハーブや、調味料がたくさん売られています。新鮮なハーブさえ使えば、おいしいタイ料理は自宅でも簡単にできちゃいます。前菜からメインまで、タイ料理で揃えてみる「タイ料理フルコース」、ぜひ一度ホームパーティでやってみましょう!
2:みんな大好きインドカレー。「辛い辛い」と言いながら食べたい!
日本のおけるインド料理レストランの草分け的存在の「アジャンタ」。1957年に阿佐ヶ谷で誕生して以来、幾度となくテレビや雑誌にも取り上げられており、インド料理好きの中では知らない人はいないと言われるほどの名店です。何を食べてもハズレがないのですが、やはり必ず食べたいのは、インドカレー。何種ものスパイスを混ぜてじっくりと煮込んだカレーは、ツウ好みのもの。日本のカレーライスとはひと味もふた味も違う、本格的インドカレーは体の中から暑くなるのを感じます。辛いカレーのあとには、甘いミルクティーのようなチャイや、甘酸っぱいヨーグルトのようなラッシーで、口の中を落ち着かせて。
3:常備調味料に追加したい。旨味と辛味に悶絶する、シラチャーソース。
アメリカ・ロサンゼルス生まれのシラチャーソース。ベトナム戦争を機に、カリフォルニアに難民としてやってきたベトナム人が開発したソースで、アメリカのエスニックレストランには必ずといっていいほど置いてあるソースです。はっきりした味付けを好むアメリカで受けているだけに、辛さは抜群。しかし、ただ辛いだけでなく、旨味もしっかり感じられるソースです。ポテトチップスやカップ麺のようなジャンクな味わいですが、ラーメンやチャーハンにかけると、癖のなるおいしさ。最近では日本のスーパーでも見かけることが多くなったので、見つけたらぜひ試してみたください。
4:ココナッツミルクとチリの意外なコンビにはまる、シンガポール名物
タイやベトナムなど、日本でもおいしいエスニック料理が食べられるお店は多いですが、まだあまりメジャーではないのが、シンガポール料理。シンガポールは中国とマレーシアの文化がおり混ざり、独特の文化が根付いている国ですが、料理ももちろんその一つ。ニンニクやショウガなど香味野菜をたっぷり使ったヘルシーでボリュームのある料理がたくさんあります。中でもおすすめしたいのが、「ラクサ」。フォーやパッタイのような平打ちのお米麺を、ココナッツミルクとチリソースで合わせたコクのある甘辛スープで食べる料理。クセがなく、日本人の口に合うということで、今後人気が出てきそうです。
5:パキスタン人にとって欠かせない家庭料理といえば、サリサリカレー
パキスタンのカレーといえばどんなイメージですか?インドのスパイシーカレーや、タイのココナッツカレーとはちがい、「これ!」といった印象がないのが正直なところ……。ですが、パキスタンのカレーは実は日本人好みのもの。チキンをくたくたになるまで煮込んだ優しい味は、パキスタンではおふくろの味と呼ばれるもの。中でも横浜にある「サリサリカレー」は、「ガチでうまい横浜の商店街カレーNO.1決定戦『ガチカレー』(2014)」で優勝したという超実力派。昔からのレシピを忠実に再現したサリサリカレーは、初めて食べるのにどこか懐かしい味。通販で冷凍されたものも購入可能です。
6:どんな料理もタイ料理っぽくなる、万能スパイス「タイミックス」
東京・自由が丘にある日本初のスパイス専門店「レピス・エピス」。世界中から取り寄せたスパイスの数は160種類以上もあるのだとか。ないものはないのでは?と思うほど豊富に揃えられたスパイスは、眺めているだけでお腹がすいてきそうです。ガラス管に入ったスパイスたちが香水のように並べられた店内は、インテリアショップかと見まがうような美しさ。おしゃれなパッケージはプレゼントに贈るのも最適です。食べたことがないものは、香りや名前など、インスピレーションがあったものを買って試してみましょう。きっと料理の幅も広がるはず!
7:日本発のエスニック?ありそうでなかったトマト×タバスコ「トマスコ」
ピザやパスタなどにかける調味料として「不動の王座」を誇るのが、ご存知タバスコです。あまり知られていませんが、「タバスコ」とはメキシコの州のひとつの名前。そもそもこれほど有名になったのは、1970年代にあのアントニオ猪木が日本に初めて輸入したのがきっかけ、と言われています。そんなタバスコからアイデアを得たのが「トマスコ」。オーガニックトマトと、塩、チリを混ぜ合わせた調味料は、パスタやピザはもちろんのこと、冷奴やそうめんにも合うもの。北海道生まれの調味料ですが、辛味と旨味と酸味を足してくれるので、エスニック料理には欠かせない一品になりそう!
※掲載情報は 2015/08/21 時点のものとなります。
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