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休み明けの方、多いのではないでしょうか。暑い日もまだまだ続きそうですので、本調子に戻るのも少し時間がかかるかもしれません。今回は、老舗店舗のものから地方の銘菓まで、涼しさを感じさせてくれる涼菓を選んでみました。3時のおやつに涼しさを感じさせてくれる和菓子、いかがでしょうか。
1:竹の筒に入った見た目も涼しい「竹ゼリーかぐや姫」
九州発のちまき専門店、竹千寿で新商品として販売されたのが、この「竹ゼリーかぐや姫」。柑橘類の果汁をゼリー状にしたものは多くのお店で販売されていますが、こちらでは九州産かぼすを使用しています。かぼすの清涼感とのどごしのよさに、竹の器の涼しげさが相まった黄金色に輝くゼリーは、夏にふさわしい涼菓の一つではないでしょうか。
2:美味しい水と口どけがいいあんこが涼しさを感じさせ「水まんじゅう」
毎年大垣祭り(今年は5月9日、10日)の時期から発売している「金蝶園総本家」の水まんじゅう。「金蝶園総本家」のある大垣市は、市内中心部に清らかな水が豊富に湧き出る自噴井戸が数多くあることで知られています。その美味しい水ときめが細かくさらっとしたほどよい控えめの甘さのあんこが合わさった水まんじゅうは、とても癖になる味だとか。また、現地に行ってテイクアウトする方は、お店の隣に井戸があって汲んでいけるのでその水を持ちかえり、氷を細かく刻んで水と一緒に氷水にして一緒に食べる食べ方もオススメです。
※「金蝶園総本家」郭町店(岐阜県大垣市郭町2-10)でないとお店の隣に井戸はありませんので、注意が必要です
3:竹皮風の包みととろけるような食感が涼しさを感じさせる「久寿もち」
夏にふさわしい和菓子の一つ、わらびもち。色々なお店から販売をされていますが、老舗の味を選んでみてはいかがでしょうか。300年近い歴史を誇る、東京でも老舗中の老舗の和菓子店、江戸風お菓子司「長門」の「久寿もち」は、わらび粉を使用しており、関西でいうところの「わらびもち」です。ぷるぷると揺れる「久寿もち」は、見た目から柔らかさが伝わってきますが、口に含むと、とろけるような食感が味わえます。竹皮風の包みもまた涼しさを感じされてくれる涼菓です。
4:噛みごたえのあるまったく違う食感が味わえる涼菓「久寿餅」
北区にある王子稲荷参道で100年以上も営業を続けている「石鍋久寿餅店」の「久寿餅」。こちらのくず餅(久寿餅)は、葛粉を使ってぷるんとした弾力のある関西の「葛餅」に対して、乳酸菌で発酵させた小麦粉の澱粉を使った、噛みごたえのあるまったく違う食感と味わいが楽しめます。お店の信条である「くず餅は食感が命」を守るため、職人さんがすべて手作りし、手間も大変かかっています。関西や関東の違いも味わいながら、涼しさを感じさせてくれるくず餅を味わってみたいものです。
5:自宅で縁日気分、目でも楽しめる涼菓「金魚すくい」
最後は、夏の風物詩である縁日でも親しまれてきた「金魚すくい」をモチーフにした和菓子を紹介いたします。日本橋にある日本橋屋長兵衛「金魚すくい」は、赤黒の羊羹で作られた2匹の可愛い金魚が、爽やかなレモン風味のゼリーの中を泳いでいるように見える、涼しさを感じる和菓子です。口当たりのよさ、レモン風味のすっぱさと羊羹の組み合わせは、食欲がない夏の暑いときにも、美味しくいただけるおやつにふさわしい涼菓になっています。
※掲載情報は 2015/08/18 時点のものとなります。
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