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まるで氷をくだいたような琥珀菓子
氷室から取り出した氷をノミで小さくくだいて供されたような、目に涼しげな和菓子。今回は残暑を忘れさせてくれるような逸品をご紹介します。
ご紹介するのは京都、金沢に並び日本三大和菓子処といわれている松江から、岡三英堂の『氷室』。松江は茶人として有名な七代目藩主松平不昧公の活躍もあり、茶の湯とともに和菓子文化が育まれた土地です。
『氷室』はキラキラと氷のように美しい琥珀菓子。まるで氷をくだいて作ったようにシャープなエッジ、赤、青、紫に淡く染められ、見た目にも涼を誘います。表面は固くシャリシャリとしていて、中は寒天のプルプルとした食感が味わえます。
まだまだ暑い日が続きますので、涼しさを運ぶ手土産としていかがでしょうか。
※掲載情報は 2015/08/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ダイニングプランナー
梅津貴宏
1981年長崎県生まれ。一橋大学商学部を卒業後、IT系企業でコンサルタントとして勤務するも、30歳を目前として幼少のころの料理人になる夢を忘れられずに料理研究家を志す。祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、フードコーディネーターの資格を取得して独立。
企業向けのレシピ開発から料理写真撮影のフードスタイリング、グルメ記事の執筆、食品メーカーのPRイベントの企画・運営など幅広く活動。
料理が苦手な人でも簡単に作れるおしゃれな料理のレシピ開発やおしゃれな食器選びなど、普段の食卓が華やかで楽しくワンランクアップするための提案を行うダイニングプランナーとして活動している。