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見ているだけで涼しげな夏にピッタリのお菓子
名古屋駅から車で約20分と少し離れた瑞穂区に店を構えている「花桔梗」。創業400年の老舗の和菓子屋です。私が訪れたのは7月の暑い日でした。来客の予定があったので何かお菓子の準備をしようと思いお店へ向かいました。こんな暑い日は焼き菓子や洋菓子ではなく、冷たい和菓子を用意したい気分になります。
お店は真っ白な外壁でそのシンプルな作りは人目をひきます。お店を見た感じからでは和菓子屋とはわからないくらい洗練された雰囲気。店内も高級感があふれていて、ショーケースの中に並んでいる和菓子はまるでジューエリーのよう。見ているだけでもわくわくします。季節ごとに変わる和菓子は色や形が様々で、お客さんの顔を思い浮かべながら合う和菓子を選びます。これがとっても楽しい。早めにいかないと売切れてしまうものもあるので、午前中に行くのがオススメです。
味はどれも上品な甘さで、国産のきな粉を使ったり砂糖を使い分けていたりと1個の和菓子にもこだわりを感じられるものばかりです。個人的には、季節によって変わるフルーツ餅が好きで、この日は「マスカット」を購入しました(写真1番下の白色のもの)。季節ごとに桃やいちごなどもあるので、楽しみの1つになっています。名古屋でしか食べられないので、お時間のある方は瑞穂区まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2015/08/14 時点のものとなります。
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キュレーター情報
管理栄養士/料理研究家
鈴木あすな
愛知県名古屋市出身。大学卒業と同時に「管理栄養士」を取得し料理研究家としてのキャリアをスタート。
結婚を機に世界中にたくさんの素敵な食卓=TABLEを作りたいという想いから株式会社Table forを立ち上げる。
現在は料理教室「Cooking School〝Table for″」の運営やメディア出を通じた情報発信、レシピ開発、プロデュース、地域貢献など、より豊かな食卓が増えるよう幅広い活動をしている。