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大本山永平寺や一流料亭が御用達の老舗昆布屋さんが作るお手軽出汁パック
私どもの料理教室は、時々プロのシェフや料理人の方をお招きしての特別講座も開催しております。和食の先生には京都や東京などからミシュランの星に輝く料理人の方々にご教授頂いておりますが、みなさんお出汁をひかれる際にお持ちになられるのは、奥井海生堂さんの昆布や鰹節。海生堂さんの昆布や鰹節を使われて、時間をかけて丁寧にひかれたお出汁は何も味をつけなくても本当に美味しい！ 透き通っているのに旨味が凝縮されて、極上のコンソメに匹敵するような完成された美味しさなのです。
ですが、家庭で毎日先生たちのような手を掛けたお出汁をひくのはなかなか難しいこと。そう思っていたら海生堂さんにお手軽なだしパックがあるという朗報を伺ったのです。
早速に入手してみると、目の細かい三角錐のパックの中に粉末の昆布と鰹節が入っていたのです。使い方は超簡単！ 600ｍｌの水にパックをひとつ入れて沸かして5分間煮出すだけなのです～。煮出した後はパックを取り出すだけで、濾す必要もなく、そのまますぐに調理が出来るのです～～～。すごく便利！
そして気になるお味は……さすが海生堂さん！あっという間にひいたお出汁なのに充分に旨味が出ているのに、臭みやいや味はまったくなく、澄んだお味は丁寧に昆布や鰹節からひいたお出汁に引けを取りません。色々な組み合わせがありますが、私は万能に使える昆布とかつおを愛用中です。
材料は昆布と鰹節のみで添加物や調味料等は一切使用していないそうです。昆布は知床産の天然羅臼昆布、かつお節は伊勢・波切産の波切節。それをたったの数分、火にかけるだけでお吸い物やおひたしはもちろん、鍋ものや麺つゆのベースにしたり、お雑炊、おうどんのお汁にも万能に使えて仕上げのお味を数倍美味しくしてくれるのです。こんなに簡単に美味しいお出汁がひける海生堂さんのだしパック、お値段がお手頃なのも毎日使うものなので嬉しいところ。そしてさらに出汁とは思えないようなセンス良いラッピングをして頂けるのも女子心をくすぐる。美味しいことを広めたい私は、ちょっとしたプチギフトとして差し上げる用にいつもバッグに忍ばせているのでした。
※掲載情報は 2015/07/14 時点のものとなります。
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キュレーター情報
田中伶子クッキングスクール校長
中村奈津子
日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミー、香港鴻星料理学院で学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。2012年「LOVELY TABLE GINZA」開校。現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載。光文社「VERY」「女性自身」などに寄稿。ＢＳフジ阿川佐和子氏の「阿川ごはん」レギュラー出演。日本テレビ「ＺＩＰ！」定期出演中。
主婦と生活社発行「一生作り続けたいおかず～５０年の名門料理教室のベストレシピ１５０」が2014年本屋レシピ本大賞4位入賞。2014年9月講談社発行「本当に作りたい料理、ぜんぶ。」好評発売中。
