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十勝ヒルズで見つけた「豆のジャム」
北海道の各地に料理、食材に関する用事で現地に訪れる事が多くあります。その時々に新たな出逢いがあり、そのつながりでまた新しい食材や楽しいお話を聞きながら北海道の魅力を再認識しています。
最近ご縁が深い十勝に先日伺った時の事、「十勝ヒルズ」という施設に立ち寄りました。十勝ヒルズは、札幌から車で約2時間30分(帯広から15分)に位置する農と食のテーマパークです。そこで見つけたのが白いんげん豆(大手亡豆)を使ったこの「豆のジャム」。
十勝は日本の中でも豆の有名産地で、多品種が栽培されていますが、最近、自分のまわりを見ても豆を好んでたくさん食べる印象はありません。イタリアで修行をしていた地域では色々な料理に使われて、私にとってはとても身近な食材です。十勝にも大きさや色合い、輝きを持つ多種多様な豆がある事に驚きました。
そんな豆を使い、地元の方々の創意工夫で様々な加工品が作られていますが、ジャムまで作るとは恐れ入りました。やさしい味わいと旨味の滑らかさに、自宅でもいつもパンにたくさん塗って食べてしまいます。そんな豆のジャムは味わいを変えた数種類あり、味の変化が楽しめ、ギフトセットとして販売されています。ご自宅用にも贈り物でも、朝食に食べるパンが楽しみになります。
※掲載情報は 2015/07/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
イタリア料理店 オーナーシェフ
堀川秀樹
横浜市出身。「ロンディーノ」(鎌倉)でイタリア料理を学び、1991年渡伊。帰国後、札幌のレストランで料理長になり北海道の魅力を知る。’98年に「トラットリア・テルツィーナ」をオープン