実はファンが多い「激シブ和菓子」 お中元にも使えるいぶし銀の定番お菓子

実はファンが多い「激シブ和菓子」 お中元にも使えるいぶし銀の定番お菓子

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目上の方や、大切な方へのごあいさつや、友達や家族が集まるときの手土産を選ぶときに迷うことってありませんか? 特に多くの人が集まる時など、周りの人とかぶらないかと気を使ってしまうもの。新しいものや珍しいものをあれこれと探してしまいますが、意外な盲点となるのが大定番の「激シブ」なお菓子。今回はその中でも意外にも知られていない「渋い和菓子」をまとめてご紹介します。差し出したとき「あー、これ食べたかった!」と言われること間違いなし!

 

1:名前は「久寿もち」だけど、わらびもちです。

実はファンが多い「激シブ和菓子」 お中元にも使えるいぶし銀の定番お菓子

ひとことにわらびもちといえども千差万別、定番の和菓子だけに様々な種類があって逆に迷ってしまいます。そのなかでも「歴史」に注目、創業が享保年間、300年近い歴史を誇る、東京でも老舗中の老舗の和菓子店、江戸風お菓子司「長門」の「久寿もち」という選択はいかがでしょうか。「久寿もち」といっても、「長門」では本わらび粉を使用しており、関西でいうところの「わらびもち」です。和洋を問わず、数々のスイーツを知る食生活ジャーナリストの岸朝子さんもこの店で一番のお気に入りと太鼓判です。

2:饅頭(まんじゅう)の究極型、愛媛松山「山田屋」のまんじゅう

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小麦粉などの薄皮の中に小豆を用いた餡が入った饅頭(まんじゅう)は、中国から流入した饅頭(マントウ)が変化して誕生した和菓子。まんじゅう好きの間でも「究極型」と呼ばれているのが、愛媛県松山市にある「山田屋まんじゅう」です。北海道は十勝の二等級の大豆のみ100%使用してこしあんを作り、手間をかけ昔ながらの秘伝の製法で作られているそう。故・吉田茂首相もこよなく愛し、国葬の日にも霊前に供えられたほどのまんじゅう、なかなかお目にかかれない和菓子です。

3:お店に行かないと購入できない、銀座たちばなのかりんとう

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かりんとうって黒いイメージがありませんか? 明治42年の創業した銀座たちばなのかりんとうは、黒砂糖ではなく白砂糖ベースの蜜でコーティングがされているため、表面は艶かな黄金色をしています。この商品を紹介されているケーキデザイナー 鈴木ありささん曰く、懐かしくて幸せになる味だそうです。包みも実に折り目正しく、きちんと真ん中に貼られたのし紙やしっかりと結ばれた紙ひもなど、包装からも日本らしい心遣いが感じられるのも、畏まった席では安心ですね。

4:舞伎役者の名が入った、ただのせんべいではない「勘三郎せんべい」

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神楽坂の毘沙門天善国寺前にある、老舗せんべい店「福屋」には、歌舞伎役者、第17代目中村勘三郎ゆかりのせんべいがあります。その名も「勘三郎せんべい」。こちらは、せんべいずきな当人が「もっと焼け、もっと焦がすんだ」と職人に“特別注文”して生まれたそう。「備長の 手焼せんべの 焦げよろし」(勘三郎)という粋な一句もうたわれているせんべい、商品にまつわるエピソードも豊かな焦げせんべい、贈り先でも話題になりそうですね!

5:歯ごたえがいいけどせんべいではない、きらず揚げ

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きらずとは、おからの意味です。そんなおからを使ったきらず揚げは、愛知県のお豆腐屋さん(おとうふ工房いしかわ)が手掛けています。「子どもたちに安全なものを」という想いで原料にもこだわっているそうですが、他にも強いこだわりが。。それは歯ごたえがある硬さ。しっかりとよく噛んで食べてもらうように、との想いからだそうです。ママと子供があつまる機会では、こんな子供想いの詰まったお菓子を持っていくのもいいですね。お友だちのママにも一目置かれそうです。

6:静岡では誰もが知っている麩菓子、「さくら棒」

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黒い糖蜜が塗られた麩菓子、値段も安くてよく駄菓子屋さんで食べていた方もいるのではないでしょうか。ところが、静岡でよく知られている麩菓子の「さくら棒」は、砂糖掛けされ、色もさくら色とか白のものもあるのだとか。そんな地元でなじみのあるお菓子をお土産用にとして企画されたのが、この「みしまカラ麩ル」です。1本1本、プロが手作りし、味もかん、イチゴ、バナナ、ぶどう、抹茶、ミルクなどと全6種類も用意されているそう。また、箱入りで長さも45cmもあるとのことで、大人は昔の駄菓子を懐かしみ、、子供にとっては伝統の麩菓子を物珍しく初体験できる、とてもインパクトのある手土産になりそうです。

7:和菓子の木型や素材にもこだわった、大人なラムネ「高岡ラムネ」

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元プロマラソンランナーの有森裕子さんに紹介してもらった「高岡ラムネ」は、富山県高岡市にある天保9年創業の大野屋で作られています。子供のころに、セロハンに入ったラムネを食べた方もいらっしゃると思いますが、こちらのラムネは、和菓子の木型を使い、富山県産コシヒカリの粉末粉や国産素材を組み合わせて作られる、大人な向けのラムネです。そのまま手土産としても喜ばれると思いますが、有森さんは、小さい包みに入っているラムネをハンカチなど包み、手土産やギフトの贈り物に添えて使っているそうです。

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※掲載情報は 2015/07/10 時点のものとなります。

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