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塩と水を一滴も使用していないトマトジュース
「旭川に大人気のトマトジュースがあるんです。」と知人から聞いたのは昨年の秋のこと。ゴロンタトマトジュースをつくっているのは、周囲に緑豊かな自然が広がるパラダイスファームさんです。この農場を営むのは2003年に新規就農した大井さん夫妻。化学肥料や農薬を使わないトマトづくりがしたいと、ゴロンタトマトの栽培をスタート。ゴロンタとは、粘土質の硬いゴロゴロした土のこと。「ゴロンタ、ゴロンタした土だ。」と地元の人が昔からそう言っていたことからゴロンタトマトと名付けられました。水も塩も使わない、それでいて旨味がありながらアッサリ飲みやすいトマトジュースが人気となり、現在は生産が追い付かないほど通販の需要が伸びています。硬い土は野菜づくりには不向きと言われていますが、トマト栽培には最適。水分過多を防ぎ、養分が分散しないため、濃厚で甘いトマトになるのです。
熟成させることで甘味が増す
ゴロンタトマトジュースは、真っ赤に完熟したゴロンタトマト(大玉)と 完熟ゴロンタハニー(中玉)のブレンド。塩も水も一滴も加えていないトマト100%のトマトジュースです。トマトはジュースにすると素材の味がダイレクトに出るもの。さらに楽しみたい方には、冬まで熟成させて飲んでみて。すぐに飲めばサラサラとした喉越しが、熟成させれば濃厚なトマトジュースが楽しめる。「トマトジュースの旬は冬です」と語る大井さん。夏に買ったジュースを冬まで保管し熟成させてから飲むという一味違った楽しみも味わえます。
旦那さんの似顔絵がかわいいオリジナルラベルは奥様であるタカエさんが描いたもの。思わず友達に見せたくなる、そんな商品力を感じます。1本(1000ml)1050円という価格も魅力的でプレゼントにも最適。
建物から内装まで、そのほとんどを自分たちで手作りしているというショップ。看板や小物も廃材などを再利用し、オシャレな演出になっているのも魅力的。
このトマトジュースから、自然に寄り添って生きるパラダイスファームそのものを感じてほしい。大人気のゴロンタトマト、今年も赤く色づく季節がやってきます。冬の熟成トマトジュースも楽しみです。
パラダイスファーム
住所 旭川市東旭川町東桜岡50-1
FAX 0166-36-7077
メール mail@goronta.net
営業期間 8~11月
・不定休(事前連絡が確実です)
・送料実費で3本から発送可能
・8月は注文が集中し対応できないことがあるのでお買い求めは9月から。
・1本(1000ml)1050円
※掲載情報は 2015/07/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
寿司屋の女将 ブロガー
井出美香
「寿司屋のおかみさん小話」ブログを主宰して10年。
札幌すすきのにある「鮨処いちい」の女将。
日々お店で奮闘しつつ北海道の食と観光情報をブログで発信中。
北海道ぐるめブログ大賞を受賞。家庭料理や創作寿司などを載せた著書「おかみさん食堂」がある。創作寿司レシピの監修、旅のコラム、食のエッセイ執筆。利き酒師・中小企業アドバイザー・テレビコメンテーター・ラジオパーソナリティ・エッセイストなど多方面で活動。子育てを終えた今、ゆったりのんびり生きることを楽しんでいる。