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東京・渋谷駅から代官山、自由が丘、田園調布を経て、横浜、みなとみらいを抜けて元町・中華街まで。おしゃれな街を縫うように走り抜ける東急東横線。最新のトレンドから、昔ながらの老舗まで、感度の高い住民を満足させるお店がズラリとそろうグルメラインでもあります。今回はこの東急東横線をテーマに、注目のグルメやスイーツをご紹介します!気になるグルメが見つかったら、週末に早速お出かけしてみましょう!とても一日では回りきれないほど、おいしいものがたくさんですよ!
1:【代官山駅】パンを開けたらサンドウィッチが詰まってた!びっくり楽しいパーティーグルメに!
東京でも特に最先端のファッションが集まる代官山。高感度のアンテナを持つ人々が集う街でもあります。アパレルはもちろん、カフェやレストランも実にハイセンスでおしゃれな名店揃い。ここ代官山からはパーティーで注目が集まること間違いなしのサンドウィッチをご紹介します。代官山駅入口の信号そばにあるシェ・リュイは、いつもパンのほんのり甘く香ばしい香りを漂わせる「代官山のパン屋さん」のトレードマークのような存在。ここの隠れた名物が、ライ麦パンを丸々くりぬいたサンドウィッチ、「パン・ド・セーグル」です。丸型・魚型のライ麦パンの開けると、なかにぎっしりサンドウィッチが詰まっています。子どもの集まるパーティーはもちろん、大人からも「おおー!」と歓声が上がる、楽しさいっぱいのパーティーフードです。
2:【学芸大学駅】元祖・小川軒の「レイズンウィッチ」のある街
ほんのり洋酒が香るレーズンとクリームをサクサクとしたクッキーで挟んだお菓子。日本各地でお馴染みの洋菓子ですが、その元祖こそ東京・小川軒の「レイズン・ウィッチ」です。1905年(明治38年)に、初代の小川鉄五郎氏の次男、小川順氏が考案したというスーパーロングセラーのこのお菓子、学芸大学駅の洋菓子専門店「巴裡 小川軒」で買うことができます。伝統のレイズンウィッチは今も変わらず最高品質の食材を厳選。レーズンはアメリカ・カリフォルニアの農家と、バターは北海道のメーカーと契約した「巴裡 小川軒」専用品。クッキーに加えるバニラビーンズはマダガスカル島で採れた天然物のみ利用するこだわりで、「元祖」の味を今に伝えています。
3:【都立大学駅】その食感はまるでマシュマロ、あまりに柔らかい「八雲もち」
都立大学駅から歩いて3分ほど、目黒通り沿い「御菓子所ちもと」。夏場は名物の「かき氷」を求めて行列ができる名店ですが、もうひとつの看板品が「八雲もち」。蒸したもち米に黒砂糖と上白糖を混ぜ、泡立てた卵白と寒天を加えた求肥もち、さりげなく混ぜられている砕いたカシューナッツの食感のアクセントも巧みです。あまりに柔らかいその食感はおもちというよりも「マシュマロ」のようです。竹の葉に包まれた和の風情たっぷりの包装も実に粋な表情で、大切な方への贈り物としても頼りになります。訪問先に間違いのない手土産をもっていきたいシーンでは、思い出してほしい逸品です。
4:【自由が丘駅】いつも行列の絶えないチーズタルトのお店
自由が丘で人気の行列店、絶品チーズタルトのお店「BAKE」。ショーケースには手のひらサイズのチーズタルトがズラリと並びます。お店の後ろでは並べたそばから売れていってしまうチーズタルトを供給するため、これまた大量のチーズタルトがせっせと焼き上げられていく様子が見られます。もともと北海道札幌市の老舗洋菓子店「きのとや」で長年愛されている人気商品だったチーズタルトを、この自由が丘の店舗でも焼きたてで届けたいと、工房一体型のお店を開店して以来、地元で愛される人気の品となりました。今では行列に並ばなければ買えませんが、お味はもちろん「待つ価値あり」。たっぷりのチーズムースは予想以上に軽くふわっと口の中ですぐに溶け、甘さも酸味も絶妙!お一人様12個まで購入の制限がついていますので、お買い求めの際はご注意を!
5:【白楽駅】スイーツにビターな芳香と味わい、本場イタリアのエスプレッソ
戦後復興の闇市から発展した白楽の「六角商店街」は、小さな店舗がぎゅうぎゅうに「軒を連ねる」横浜のなかでも独特のノスタルジーを漂わせる個性的なエリア。ここにあるカフェ「BR Coffee」は、元添乗員で世界各地のカフェを巡った経験を持つマスターこだわりのカフェです。本場イタリアのクリーミーなエスプレッソは、お砂糖を入れるとその濃厚な泡に包み込まれゆっくりと沈み込んでいきます。よいエスプレッソのお手本のようなこのカフェはこれまたマスターこだわりのスペイン製エスプレッソマシンのなせる業。キュレーターのロバート・ハリスさんはじめ、白楽の趣味人が愛し、集うこのお店、訪れてみる価値ありですね。
6:【横浜駅】港町横浜で明治から続く「あんこがはみ出す」名物最中
港町横浜のスイーツというと自然と洋菓子を思い浮かべがちですが、強烈な印象を残す和菓子があることをお忘れなく。明治から続く老舗「喜月堂」。明治43年に本牧の地で先代喜代治翁が世に送り出したのが「あんこがはみ出る」最中。2枚の最中皮の中に納まりきらずに豪快にはみ出たあんこ、この見た目を裏切られるのがその味、甘すぎず驚くほどくどくない。代々受け継がれた職人の確かな仕事が光る絶妙の加減によってたどり着ける領域、これならば見た目のインパクトそのままに、堂々とお相手に差し出すことができますね!見た目に楽しく、味はしなやかで上品、ちょっといつもと違った和菓子をお求めの際に、覚えておきたいこのお店、本店は山手、元町・中華街駅から少し歩きますが、横浜高島屋、そごうの支店でも買い求めることができます。
7:【馬車道駅】その歴史は500年超!激戦の横浜洋菓子界で揺るがぬ定番品
新旧入り混じり名店がひしめく横浜洋菓子界にあって、揺るがぬスタンスで伝統の洋菓子を提供し続ける名店「馬車道十番館」。ここでどっしりとその存在感を示している商品が、カステラ伝来時代に日本へ伝わったという由緒正しき西洋菓子「ビスカウト」です。飾り気のないつくりながら、職人がひとつひとつ手作りで仕上げた温かみを感じさせるその表情。昔ながらのクラシックな洋菓子というと、濃厚なバターの香味と味わいというケースも多いですが、これはバターの芳醇な香りを漂わせながらもいい意味であとに残らない、軽い味わいで飽きずに何個でも食べられてしまいます。強すぎる個性が立った品々に囲まれても意に介さぬ軽快な味わいのバタークッキーが、逆に新鮮に感じられます。
8:【元町・中華街駅】スーパーソフトな弾力と消失する生地、「衝撃のドーナッツ」
パンライターの池田さんが「ありえないことがおきている!」と熱っぽく語った元町・ブラフベーカリーのQQ-NYCドーナッツ。その衝撃は氏が「無重力」とも評したその食感。ドーナツをほおばるとテンピュール枕のようにソフトに沈み込み、そのまま歯切れてほろほろと生地が溶けてなくなってしまうという魔法のようなドーナッツです。その秘密はネーミングにもある台湾製の小麦「QQ」天然素材由来の酵素を含めた小麦粉と、シェフの絶妙な水分コントロールではじめて現れるこの軽く、儚い口溶け。この食感だけでも食べる価値十分ありなのですが、ドーナツ上のトッピングとグレーズ(上掛け)もこれまた秀逸。ドライフルーツやカリカリのチョコ・クロッカンにラズベリーやホワイトチョコのグレーズがとろーりと掛かった仕上がり。生地の口どけとサクサクのクロッカンにグレーズにと、次々と襲い掛かってくる食感と風味の連鎖が体感できる絶品ドーナッツです。
※掲載情報は 2015/07/07 時点のものとなります。
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