まるでジャングル!ビニールハウスでとぐろを巻いて育つ宮崎産パパイヤ

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マンゴーだけじゃない!パパイヤも美味しい!

まるでジャングル!ビニールハウスでとぐろを巻いて育つ宮崎産パパイヤ

今回紹介したいのは、宮崎産のパパイヤです。宮崎はやっぱり「マンゴー」のイメージが強いですが、パパイヤも負けていません。宮崎県の中央部清武というエリアで栽培される田代農園さんのパパイヤは宮崎県内で非常に有名です。

 

何故有名かというと、勿論味も素晴らしいのですが、栽培方法で有名なんです。なんでも10年位前から栽培を始めているらしいのですが、パパイヤって皆さん想像していただきたいんですが、高く伸びる木なんですね。成長すると普通に5メートル越えとかになるんです。田代さんは、そのパパイヤをビニールハウスで栽培しています。でもビニールハウスでそんなに天井が高いものって普通は無いんですよね。田代さんはどの様にして作っているかと言うと、誘引栽培(ゆういんさいばい)という手法で行っています。

まるでジャングル!ビニールハウスでとぐろを巻いて育つ宮崎産パパイヤ

簡単に言うとパパイヤが成長する過程で、木を曲げていくんです。なので、ビニールハウスに入るとパパイヤの木が横たわっているというか、とぐろを巻いているというか、一種異様な光景を目の当たりにすることになります。

まるでジャングル!ビニールハウスでとぐろを巻いて育つ宮崎産パパイヤ

でもこの手法だと通常のビニールハウスで栽培が出来ますし、収穫も腰の位置くらいになっている果実をもぎるので楽なんですよね。ものすごく考えられた栽培方法です。

 

味に関しては先ほど触れましたが、汎用性も高いのがパパイヤの特徴です。コンポートにしてパンナコッタを上からかけるようなドルチェでも使えますし、メロンに生ハムという食べ方がありますが、メロンの変わりにパパイヤも合います。僕の一番のお勧めは、サラダに使う料理ですね。柑橘を使ったサラダは良く作るんですけど、このパパイヤを使ったサラダは絶品ですね。夏の香りも満喫できますし、是非皆さんにもトライして欲しいですね。そして宮崎に行く機会があれば、是非このとぐろを巻くパパイヤを皆さんにも見てもらいたいと思っています。

宮崎産無農薬パパイヤ

田代農園

※掲載情報は 2015/07/18 時点のものとなります。

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キュレーター情報

中原弘光

シェフ

中原弘光

『 La fontana azzurra』のオーナーシェフ シェフ 中原弘光。
1975年宮崎県生まれ。『フォーシーズンズホテル椿山荘 東京』、イタリア料理『BiCE東京』、フランス料理『ぎんきょう』、『リストランテ キオラ』料理長、2009年から「リストランテ シルベラード」統括総料理長を経て、2015年、オステリア『NAKAHARA』オープン。2016年より宮崎県の食材をふんだんに用いた『 La fontana azzurra』をオープン。
本場イタリアの技法を使って旬の食材の持ち味を最大限に引き出した、才気あふれる料理は、多くのファンを魅了しています。
2011年、宮崎県より、料理界からは初めてとなる「みやざき大使」に任命。県内外のイベントにて郷土の食材を用いながらその魅力を伝えている。

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