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ふりかけを使って簡単漬け物
ふりかけは家庭で必ずあると言ってよいほどの常備品ではないでしょうか。乾燥されているものが多いので賞味期限も長く重宝します。おかずが無いときなどにご飯のお供として欠かせないものです。特に私は『ゆかり』は小さいころからよく食べています。そして、今も子供のお弁当にも大活躍しています。このゆかりはご飯に混ぜればしその風味が広がり、程よい塩気がありピンク色のご飯になりとっても食欲をそそります。色味がきれいなのでお弁当に入れるとお弁当自体が華やぎます。
このゆかりを製造販売されているのが三島食品さんです。ここは特にふりかけが主要とされているのですが、今回はこのふりかけがなんともおしゃれなパッケージになって売られているので紹介させていただきます。
容器はアルミの缶になります。その時点で中はお菓子?と思うほどなのですが、中を開けると5種類のふりかけが可愛いパッケージに入って並んでいます。1袋ずつ小分けになっているので使用しやすいですし、種類も豊富でいろいろと楽しめるのが嬉しいです。
このふりかけ、ご飯にかけるだけでなく野菜と絡めることで簡単に一品メニューが出来ます。種類も豊富なことから簡単にできる美味しい漬物を作ってみるのも良いのではないでしょうか。
まずは代表商品でもある【ゆかり】を使います。大根をスライサーなどで薄くスライスし、ゆかりを混ぜます。少しおいておくとゆかりが戻り、白い大根をほんのり紅色に染めてくれます。しそ風味と塩気でゆかりだけでしっかりと味を付けてくれます。
また、今回は【ごま】ふりかけを使ってセロリの葉の部分を切り混ぜ合わせました。ナムルのような味がつき、調理時間5分で出来上がりです。
他の味もいろいろな野菜で是非試してみてください。自分好みの即席漬物が見つかるはずです!
ふりかけは大正の初期、日本人のカルシウム摂取量が少ないことが心配され、小魚を姿のまま乾燥させ粉末にし、調味料・煎りごま・ケシの実・海苔などを加え、魚臭さを消したそうです。魚ぎらいな人でもご飯にふりかけて食べられるよう考案されています。栄養価が高く手軽なふりかけだからこそ、素敵なギフトとして手土産などに持っていくと喜ばれるのではないでしょうか。おしゃれふりかけ。お勧めです。
※掲載情報は 2015/06/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家/オリーブオイルソムリエ
尾田衣子
ル・コルドンブルー東京校卒業。料理ディプロムを取得。 その後、イタリア・フィレツェに渡り、家庭料理を学ぶ。 現在、フランス・イタリア家庭料理ベースの簡単にできるおもてなし料理、オリーブオイル中心の食事ヘルスケア料理、食育を取り入れた親子教室を中心に杉並区(西荻窪)にて料理教室「Assiette de Kinu(アシェット ド キヌ)」を主宰。
また、外部講師を始めTV出演、雑誌・企業へのレシピ提供なども行う。著書に『あまったパンで魔法のレシピ』世界文化社。『うち飲み女子の友』ぶんか社。『家族がよろこぶ「スマイル弁当」』土屋出版 等
薬味食堂(朝日新聞出版)ねぎ、大葉、生姜……そして今、人気のパクチーなど、おなじみの薬味を使った組み合わせが絶妙な料理を豊富に紹介。「ただのせる」だけではない薬味ざんまいの絶品レシピが満載。
http://books.rakuten.co.jp/rb/14282970/