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紹介している商品
和食にかかせない料理酒、みりん、しょうゆ、お酢などの調味料。スーパーに売っているものから専門店やデパ地下でしか買えない高級品までいろいろな種類がありますが、ここでは比較的手に入りやすい定番のもので、美味しいものをご紹介します。
千鳥酢
いまやスーパーでも買うことができる有名な米酢、千鳥酢。京都東山区にある村山造酢株式会社の製品で、創業はなんと江戸享保年間(1716〜1730年)という老舗です。ツーンとくる酸っぱさがなく、まろやかで優しい味わいが特徴で、酢の物やマリネなど生で使うお料理におすすめです。
三州三河みりん
次にご紹介するのは、三州三河みりん。みりん風調味料と本みりんが別のものだということは一般に広く知られてきましたが、本みりんのなかでも特に美味しく、食材のうまみを引き立て、照りやつやも良くしてくれます。原材料はもち米、米こうじ、本格焼酎、というシンプルなものだけ。飲んでも美味しいのでお正月のお屠蘇としてもオススメです。
こんにちは料理酒
ラベルの可愛さが目をひく、「こんにちは料理酒」。素材の味を引き立てるアミノ酸が通常の料理酒の4〜5倍も含まれています。原材料は米、米麹、酒粕のみで添加物は一切入っていません。福島県白河郡にある老舗の酒蔵、大木大吉本店の製品です。料理酒は目立たない調味料ですが、変えるといつもの料理がぐっと美味しく感じられるはずです。ぜひお試しください。
※掲載情報は 2014/10/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードコーディネーター
星野奈々子
フードコーディネーター。慶應義塾大学卒業。日本IBMにてITエンジニアとして働きながら本格的に料理の勉強を始め、退社後にル・コルドン・ブルー代官山校 フランス料理ディプロマを取得。祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、独立。フレンチから和食、エスニックと幅広い分野を得意とし、企業や雑誌のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活躍。著書は「スープ ポタージュ チャウダーの本」「スープジャーでほめられべんとう」(エイ出版社刊)。