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旨みと甘みがじゅわじゅわ～
「はーるが来～た～、はーるが来～た！」と鼻歌を歌っていると(春の陽気に包まれた頃の話です)、ほんとに春が来たんです。春は春でも、春シェフ率いる『ハルヤマシタ』の冷凍ハンバーグですが(笑)。料理を生業としているため、無論、ハンバーグもよく作りますが、このハンバーグは、例えば、「あちゃ～大変、美味しいハンバーグが食べたい。でも、材料がない。まだ早朝でスーパーが開いてないor寝る前で、スッピンだから、買い物に出られない。でも、大至急食べたい。朝or深夜だけど(笑)」なんて時に、冷凍庫から出陣して、朝でも寝る前でもハンバーグが食べたくなる、私の切なる願いを叶えてくれる超助っ人なんです。しかし、そんな時間に食べていいのかと思うほどBIGでして、なんと重量、1個240g。一般的な冷凍ハンバーグはだいたい100g位ですから、約2倍ですね(苦笑) 肉厚振りからしても、ハンバーグ界の横綱、いや、富士山と言っても過言ではないかと……。
しかも、見た目だけではなく、中身からしても、日本を代表する内容になっているんです。それは、深いコクのある国産牛ひき肉に、いい具合の甘みを持つ国産豚ひき肉や、そのお肉達をフォローするその他の素材が何ともニクいほど仲良く手を結び、珠玉のハンバーグを作り上げている上、みりんや椎茸が入っているせいか、どこか日本を感じる特製デミグラスソースが、ビシッとハンバーグを包み込んでいるからです。さらに、このハンバーグができるまでの全行程をHP上で公開してあるので、ウソ偽りない真面目な逸品なんです。迫力といい、ホンモノ振りといい、生みの親の春シェフに似たのかなぁと。まぁ、それはさておき、サイズも食べ応えも存在感も存在意義も大きなシェフ似のハンバーグ、そのままご飯のおかずにするのはもちろん、ハンバーグ丼にしたり、（私は、枝豆入りチャーハンに寄りかけて、目玉焼きものせて、七味を散らして食べてました)、ちょっとブラックペッパーをふりかければ、より一層、赤ワインのお供にもなったり、厚めのパンで、レタスと一緒にサンドして、贅沢ハンバーガーにしたり、納豆＆大根おろし＆大葉を添えても意外な美食の世界に導いてくれたんです。朝食べれば、「よし今日も一日頑張ろう！」って、闘志すら漲ってきます。
また、ランチにハンバーガーをガブッと頬張れば、再びガソリン満タンになり、エンジンもかかり、バリバリ仕事もでき(ランチ後も、ひたすら何かしら食べていますが。笑)、夜食べれば、「今日も一日頑張ったね。明日も顔晴れるね」と、翌日も顔が晴れるような自分へのご褒美ごはんになったりと、いつも美味しさと共に、エールまで頂いています。
今、そのありがたい美味しさを振り返りながら、この原稿を書いていますが、唾液が出てきました(笑)。というわけで、自店営業を終えた後、まかないで、カレーやらチョコレートケーキをついさっきまで食べていましたが、それは忘れて、現在の時刻25時半ではありますが、今からまたハンパないヤマシタさんハンバーグを沸騰したお湯で解凍して、疾しい気分で(笑)、食べることに致します。
※掲載情報は 2015/06/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「そのやま」店主・フードクリエイター。
園山真希絵
1978年1月5日生まれ。出雲市出身。高校時代に「食」に目覚め、食べることでキレイになるオリジナル料理の研究を始める。「豆」をベースとした料理のお陰で、2年間でリバウンドなく健康的に27キロのダイエットに成功。 現在、雑誌・テレビ・ラジオにも多数出演。また、自らを救ってくれた 「豆」に対する恩返しも兼ね、食を通じた文化交流や地方の町おこし活動も積極的に行う。さらに、出版・商品開発・食カウンセリング・飲食店『そのやま』経営・各地の親善大使も手掛ける。オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門には福来たる- 」は毎日更新。
※『そのやま』https://www.facebook.com/sonoyama.tokyo
TEL/0363376498
