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先日、友人の還暦祝いに、銀座の名店「鮨 青木」の出張サービスを利用しました。立食パーティなどで寿司を握るいわゆる「出張板前」の存在は知っていましたが、実際に自分でサービスを利用するのは初めてのことです。
格式のある銀座のお店ですから、どんな職人気質の板前さんがいらっしゃるかと緊張していたのですが、事前にキッチンの下見にいらした方はとても気さくで一安心。なにより手土産にいただいた巻き寿司の美味しさにすっかり心を奪われ、当日までの数日間がさらに待ち遠しくなりました。
当日は、会社のキッチンカウンターに7名がずらりと並ぶようセッティング。お店のロゴ入りのランチョンマットを敷くとお鮨屋さんさながらの雰囲気になり、気分もいっそう上がりました。
還暦のお祝いということで、お店からいただいたシャンパーニュは「ドゥラモット ブリュット NV」。あの高級シャンパンメゾン「サロン」のセカンド的アイテムとしても有名です。ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、そしてシャルドネの三種類のブドウを使っているためバランスが良く、万能な一本です。洗練されたスタイルをもつドゥラモットは、食前はもちろん、昨今の素材を重視したフランス料理や今回の鮨のような伝統的な日本料理とともに、十分食中酒として楽しめるシャンパーニュといえるでしょう。
凛とした空気が流れるお店でいただくお寿司も格別ですが、こうしたサービスを利用して気のおけない仲間と終始リラックスしながらいただくのは何よりの贅沢。お祝いの席や特別な日に、銀座の名店、鮨 青木の板前出張サービス。試す価値は十分あると思います。
※掲載情報は 2015/07/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
サカキラボ所長
サカキテツ朗
コミュニケーションを研究するデザイン事務所サカキラボの所長。シャンパーニュ取材がキッカケで大のシャンパーニュ好きに。キッチンを主体とするコミュニティスペース「LAB and Kitchen」(www.labpaper.jp)を運営する。季刊で発行するフリーペーパー「LAB.」は毎号さまざまなテーマをもとにインテリア、デザイン、食を紹介する。