記事詳細
国内外のセレブが数多く利用する国際線や国内線のファーストクラス。そこで提供されるグルメに求められるのは、知名度や生産の規模ではなく本物の味わい。日本の顔として空の客人たちを喜ばせてきた逸品であれば、贈り物に選んでも間違いなし！ 今回はそんな品々をまとめてご紹介します。
1：静岡・京都を抑えて日本一に輝いた宮崎の「新緑園」のお茶
昨年に続き全国茶品評会で1位・2位を獲得した宮崎県の日本茶専門店「新緑園」。こちらの「急須で淹れたみたいに美味しい 煎茶ティーバック」は現在、ANAのファーストクラス機内でも提供されています。お茶どころとして知られる静岡や京都を押さえて堂々の採用。機内では宮崎産であることがメニューカードで示され、東京と米国・欧州・シンガポールなどの10路線で日本茶文化を伝える為の一翼を担っています。
2：筋金入りのチーズ職人が手がけるチーズの日本酒漬け
千葉県いすみ市には5つもチーズ工房があるのをご存知ですか？その中でも、「チーズ工房フロマージュKOMAGATA」は、元大手乳業メーカーで長年腕を磨いたチーズ職人の駒形さんの工房です。遠方からもわざわざ足を運ぶ人が多い人気工房ですが、ここの「酒びたし」というチーズは、JAL国際線ファーストクラスにも納品された実績を持つ一品。同市内にある「木戸泉酒造」の日本酒で漬けたチーズで、原料は生乳と塩のみ。シンプルで優しい味わいが魅力です。
3：豊かな自然と美しい水が産んだ「ベビィしいたけのピクルス」
島根県吉賀町柿木村の特産加工品「ベビィしいたけのピクルス」は、全日空国際線ファーストクラスの機内食にも採用された逸品。やや甘味のある醤油だれに付け込まれた一口サイズの椎茸は、程よくマリネされて、地元の清酒や白ワインにもよく合います。水が美味しく、山も美しく、空気が澄んだ環境の柿木村。季節を問わず美食がたくさんある中でも「ベビィしいたけのピクルス」は、年間を通じて楽しめるおつまみとして、多くの産品ショップで売れ続けています。
4：安曇野「キバチ堂」の「名水石引そば」
長野県・安曇野市で、蕎麦本来の美味しさと伝統を受け継ぐ「キバチ堂」。国内産の玄蕎麦の実を丁寧に脱皮し、風味を損なわないよう低回転の石臼を使って、まるごと挽きぐるみにしたそば粉を使っています。すっきりした蕎麦本来の風味と甘味があり、雑味はゼロ。そんなこだわりや本物の美味しさが認められて、JALのファーストクラスのカタログに掲載されています。安曇野の生山葵もセットされているので、自宅に居ながら本格的な蕎麦が堪能できます。
5：宮崎が誇る宮崎牛と焼酎がお皿の上で競演！
JALファーストクラス国内線では、日本各地の名店プロデュースによるスペシャルメニューが機内食として提供されています。その第50弾として、今年の7月に宮崎出身の川越達也シェフが監修した機内食には、地元宮崎のみならず全国的にも愛されている焼酎「日向木挽（ひゅうがこびき）」が使われました。なんと、宮崎牛のデミグラス煮込みの隠し味として焼酎が使われたのです。この焼酎は、南九州産の厳選された芋を原料に、熟練の蔵人たちが精魂込めて作り上げた逸品。芋本来の自然な甘み、素朴でコク深い味わいの本格芋焼酎です。
6：食中酒として楽しめるコスパも抜群の「大吟醸 ひやしぼり」
今年の夏、ANA国際線ファーストクラスで機内食と共に提供される日本酒として選ばれたのが「小西酒造」の「大吟醸 ひやしぼり」。大阪・伊丹空港のそばにある創業460年を誇る老舗酒造会社で造られた、テーブル日本酒です。機内という限られた空間でも香り豊かに愉しめるようにと、原料には厳選された日本米のみが使用されています。甘すぎず・辛すぎないフルーティーで爽やかな味わいは、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2014」で最高金賞も受賞した実力派。大吟醸なのにコストパフォーマンスもよく、テーブルワイン感覚で手軽に飲めるのもまた魅力です。
※掲載情報は 2015/11/29 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。
