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世界最高の有機農法を用い栽培されるエキストラヴァージンオリーブオイル
今回は、スペインのアンダルシア地方・セビージャ在住でオリーブオイルの専門家である「ライフスタイル・リサーチャー(http://lifestyle.tenace.co.jp/)」田中富子さんがおすすめするエキストラヴァージンオリーブオイル(以下:EVオリーブオイル)をご紹介します。2014-2015年収穫期のお勧めのオイルは、なんといってもアンダルシア州Malagaに位置するFINCA LA TORRE(フィンカ・ラ・トーレ)社の「HOJIBLANCA(オヒブランカ種)」。このEVオリーブオイルは、無農薬有機農法として知られるバイオダイナミック農法にて栽培を行っています。
フルーティー度と苦味や辛味のバランスが大切なオイル品質
EVオリーブオイルはいわばオリーブの実のジュース。オイル自体に野菜畑や春風の草原にいるようなフレッシュ感/味(=フルーティー度)/香りという3つの要素が必須です。また、EVオリーブオイルは、自然の抗酸化物質であるポリフェノールを含有しており、それが苦みや辛味など味の個性を決定づけています。ポリフェノールが健康によいのはもちろんですが、オイル自体の劣化を防ぐ役目もするためにも必要と言われています。
フィンカ・ラ・トーレのオイルは、いわゆるオイル上級者向けです。上級者向けというのは、フルーティー度が高く(濃い)個性が強いという意味です。日常的にオリーブオイルを使った食習慣をされていない方は、まずはフルーティー度が低い(苦味と辛味も低い)、優しいオイルからのチョイスがいいと思います。70歳以上になる田中さんのご両親も、当初フィンカ・ラ・トーレのオイルは香りが高く抵抗があったそうです。しかし、今ではフィンカ・ラ・トーレのオイルのように、「フルーティー度が高く香りがしっかりとあったほうが美味しい」とおっしゃっているそうで、すっかり上級者の仲間入り。
フィンカ・ラ・トーレのオイルを使ったおすすめの食べ方
そんな上質なフィンカ・ラ・トーレのEVオリーブオイルを使ったおすすめの食べ方は、定番のサラダやパンに付けて食べるのはもちろん、アイスクリームやオレンジをスライスしたものに砂糖を少々混ぜ、そのうえからフィンカ・ラ・トーレのオイルをかけて食べるのがおすすめ。お好みでシナモンをかけるとさらに美味しさがアップします。最後に、ちょっと意外な感じもしますが醤油との相性もいいので、卵かけご飯や納豆に合わせて使うことも私からおすすめします。
■フィンカ・ラ・トーレのEVオリーブオイルは、輸入販売元の「ルトーレプロジェクト」で個人への販売を行っています。
http://letorreproject.jimdo.com/
■田中富子さんが開催するオリーブオイルを学ぶ専門コース
オリーブオイルの奥深さを知ってほしく2013年に専門コースを実施済みで、2016年2月には更に充実した内容のコースを再度開催する予定です。今回から3モジュール目の試験に合格された方には、スペイン・アンダルシア州政府からコース合格書が発行されます。オリーブオイルにご興味のある方、ビジネスで従事されている方は是非ご参加ください。
http://www.creapasion.com/oliveoilcourse.html
上記のコースの他にも、“オリーブの旅”にて搾油所訪問や、ショート・テイスティング・コースを開催しています。
http://www.creapasion.com/olive.html
※掲載情報は 2015/09/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
プロデューサー
小祝誉士夫
大学卒業後、5年間のインドネシア勤務を経て、2004年から株式会社TNCの創業メンバーとして広告・マーケティング業界に従事。2008年に同社、代表取締役社長に就任。70カ国100地域在住500人の日本人女性のネットワーク『ライフスタイル・リサーチャー』を主軸とした海外リサーチ、マーケティング、PR業務のプロデューサーとして現在に至る。2011年にTNC Bangkok、2014年TNC Jakarta(インドネシア)、TNC saigon(ベトナム)を設立。多摩大学/経営情報学部・非常勤講師。