自然、人柄。ニュージーランドワインという幸せ

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クリーンでグリーン。自分を軽やかにしてくれるワイン

自然、人柄。ニュージーランドワインという幸せ

ニュージーランドワインの魅力。僕自身は、「クリーンでグリーン」だと感じています。若々しい、邪心のない美しさと軽やかさ。草原と海風が浮かぶテイスト、白ワインなら鮮烈でカラフルな柑橘、赤ワインなら可愛らしさと集中力の同居。素朴な風景にたたずむシンプルでおしゃれなデザインのウッディなテラス、カフェ、そんなリラックス感。日常で疲れた心身を、どこかそんな風景の中でリフレッシュしてくれる、クリーンでグリーン……いや、クリーンでエバーグリーン(常緑転じて不朽)なワイン。そう、ニュージーランドワインは、ちょっと疲れちゃった日本の日常、休日に心地よい元気と健やかさを与えてくれるのです。すでに多くのワインメイカーの作品が上陸していますが、今回、5月13日(水)に東京・青山 アイビーホールで行われたニュージーランドワイン倶楽部とニュージーランドワイングロワーズ共催による試飲会では、新しいきらめきを持つワインメイカーが参加。やはりそのワインたちは、健やかな元気をくれるものでした。

 

健全に育ったビーフやラムをシンプルなソルト&ペッパーのステーキ、グリルで笑顔でほおばりたい「オスラー」のザ・キャロラインズ ピノ・ノワール。付け合せはこれもシンプルにクレソンをワインビネガーで。

自然、人柄。ニュージーランドワインという幸せ

カバー写真に登場してくれたママは、「グラッドストーン・ヴィンヤード」。出色は、ロックバンドの名前のような、ジェラス・シスターズのソーヴィニヨン・ブラン。みずみずしいスイカにほのかな白桃。鮮烈だけれどどこか心優しい酸味。グラスの中からあの日の夏の香り。青春映画の一編になりそうな静かなドラマが。

自然、人柄。ニュージーランドワインという幸せ

ワインメイカーの「幸せなテーブルと一緒に楽しんで欲しい!」という思いが結実した1本は、「コノ・ヴィバレッジーズ」のフレンド・オブ・フィッシュ シリーズ。知日派で日本語も堪能なディレクターのロブさん。日本料理の魚との相性も熱心に研究しての日本上陸。中でもソーヴィニヨン・ブラン&ピノ・グリのブレンドは、サーモンやトラウトはもちろん、北陸新幹線開業で注目を集める富山の名物、昆布締めの魚にぴったり。海産王国でもあるニュージーランドと日本の魅力を堪能できる作品でした。

自然、人柄。ニュージーランドワインという幸せ

さらに「アレクサンドラ・ベイジン・ワイングロワーズ」のシェイキー・ブリッジ パイオニア・シリーズ ピノ・グリは、初夏から夏のガーデンウェディングなんてシーンにぴったりの、爽やか系エレガンス。涼やかなテイストにちょっとだけビターなグレープフルーツの大人の苦味。ピュアミネラルウォーターを飲んでいるようなライトな感覚は、白い軽やかなドレス、ブルーのギンガムチェックの半そでシャツで。

自然、人柄。ニュージーランドワインという幸せ

と、これらのワインの味を思い出しながらテキストを打っていると、やはり初夏のガーデンで飲みたくなる……というタイミングで、今度はニュージーランド大使館で開催されたワイン&フードパーティへ。やはりニュージーランドワインはこういう世界が似合う、という実感。爽やかな風に、健やかに育ったであろうラムチョップが焼きあがる香ばしい香り。その中でいただいたのは、すでに日本でも評価の高い、「ギーセンブラザーズ」のメルローと「ヴィラ・マリア」のライトリー・スパークリング ソーヴィニヨン・ブラン。もちろん、初秋、冬の暖炉の前、春の桜、それぞれの季節に合うニュージーランドワインもたくさんあるけれど、まずは、薫風から初夏にかけてのこのシーズン、晴れた休日、緑の風景の中で、出会って欲しい、と。ワインメイカーたちの笑顔。ニュージーランドワインの爽やかで健やか、クリーン&グリーンな世界そのもの。リラックス&リフレッシュ、ニュージーランドワインとともに。(というテキストを快晴の土曜日の朝書いていたら、ランチタイム、公園であけたくなっちゃった)。

自然、人柄。ニュージーランドワインという幸せ
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自然、人柄。ニュージーランドワインという幸せ

オスラー ザ・キャロラインズ ピノ・ノワール

オスラー

ジェラス・シスターズ ソーヴィニヨン・ブラン

グラッドストーン・ヴィンヤード

ソーヴィニヨン・ブラン&ピノ・グリ

フレンド・オブ・フィッシュ

シェイキー・ブリッジ パイオニア・シリーズ ピノ・グリ

シェイキー・ブリッジ

ギーセンブラザーズ メルロー

ギーセンブラザーズ

ライトリー・スパークリング ソーヴィニヨン・ブラン

ヴィラ・マリア

※掲載情報は 2015/05/31 時点のものとなります。

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キュレーター情報

岩瀬大二

ワインナビゲーター

岩瀬大二

MC/ライター/コンサルタントなど様々な視点・役割から、ワイン、シャンパーニュ、ハードリカーなどの魅力を伝え、広げる「ワインナビゲーター」。ワインに限らず、日本酒、焼酎、ビールなども含めた「お酒をめぐるストーリーづくり」「お酒を楽しむ場づくり」が得意分野。
フランス・シャンパーニュ騎士団 オフィシエ。
シャンパーニュ専門WEBマガジン『シュワリスタ・ラウンジ』編集長。
日本ワイン専門WEBマガジン「vinetree MAGAZINE」企画・執筆
(https://magazine.vinetree.jp/)ワイン専門誌「WINE WHAT!?」特集企画・ワインセレクト・執筆。
飲食店向けワインセレクト、コンサルティング、個人向けワイン・セレクトサービス。
ワイン学校『アカデミー・デュ・ヴァン』講師。
プライベートサロン『Verde(ヴェルデ)』でのユニークなワイン会運営。
anan×本格焼酎・泡盛NIGHT/シュワリスタ・ラウンジ読者交流パーティなど各種ワインイベント/ /豊洲パエリア/フィエスタ・デ・エスパーニャなどお酒と笑顔をつなげるイベントの企画・MC実績多数。

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