日本蜜蜂の天然蜜 百花繚乱の蜂蜜
株式会社ウチダ
今回は日本のはちみつの奥深さを感じることができる、こちらの「日本蜜蜂の天然蜜 百花繚乱の蜂蜜」をご紹介したいと思います。
この蜂蜜を作られている株式会社ウチダのウチダさんとお会いしたのは2回目。いつもは地元でコツコツと売られておられますが、先日、都内の百貨店で初出店するということで久しぶりにお目にかかりました。まだ、肌寒い3月にもかかわらず、ご主人の明るさで店の前は春のように暖かく、息子さんと二人で「はちみつ」と干し芋を一生懸命販売されている姿が忘れられません。
日本の養蜂は、明治以降に産業として確立されました。その主流は品種改良され体が大きく、採蜜量の多い外来種の洋みつばちで、シェアの90%以上を占めるほどです。日本みつばちは、約5000年前から生息していると言われているそうです。しかしながら、物音や、外敵に非常に敏感で神経質な日本みつばちは、巣箱を放棄しやすく、一晩で巣箱から姿を消してしまうこともあるそう。日本みつばちの蜂蜜は約100種類の花々から蜜を集めてくることから「百花蜜」と呼ばれています。
その採蜜量は1つの巣箱の5割にも満たない程度で、蜜を巣から取り出すのは毎年9月の彼岸前の限られた時期のみです。蜂蜜を巣から取り出す方法も、遠心分離機で強引に取り出すのではなく、巣を目の細かい布の上に置き、2~3日かけて流れ落ちるのを待ちながら、取り出すため栄養が丸ごと蜂蜜に閉じ込められています。その蜜は、琥珀を思わせる色合いで、味わいは濃厚かつどこかフルーティ。口にした瞬間、自然と生命の恵を実感して頂けると思います。まずは、「百花蜜」そのままの味を楽しんで頂き、料理の隠し味やヨーグルトに入れたりと、さまざまな味わいを楽しむことができる日本のはちみつを、思う存分味わって頂きたいと思います。
株式会社ウチダ
※掲載情報は 2015/04/22 時点のものとなります。
株式会社オフィス内田 代表取締役会長
内田勝規
1957年東京生まれ 中央大学卒業東武百貨店に入社。CI委員会事務局や増床プロジェクト担当等を経て物産を担当。2001年秋、東武百貨店「北海道物産展」では約4億円を売り上げ(前年比1億5千万円)さらに2004年には年間売り上げで日本一(約13億円)を達成する。「北海道物産展といえば東武」といわれるまでに育て上げ、カリスマバイヤーと呼ばれる。2009年エグゼクティブバイヤーに就任。2010年東武百貨店を退社。地域のために共に考え、地域を元気にすることを趣旨として(株)オフィス内田を設立。現在は日本全国、海外での物産展、企画、商品等のプロデュースを手掛けている。