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醤油の旨さをストレートに！漬け鯛どんぶり
金沢・大野市にある香る生醤油『ひしお醤油』を紹介します。先日、金沢へ行った兄夫婦がお土産に持ってきてくれました。他の醤油と違う特徴は何といっても『生』というところ。絞りたての生だからこそ諸味（もろみ）本来の香りと美味しさが楽しめるのです。通常の醤油は加熱殺菌しているので、火入れをしない生醤油は本当に香り高いです。また、化学調味料を一切使っておらず、麹や糀の酵素の力を活用して作られています。なのでこの醤油をお肉やお魚につけておくと塩糀づけのように素材を柔らかくし、風味豊かにしてくれるというわけです。
お醤油そのもの色は、黒というより少し赤みがかった濃いルビー色のようなきれいな発色をしています。甘味料などは一切使われていないので辛みをしっかりと感じ取れます。ただ、この辛みは辛すぎるというわけではなく、他の素材と合わせることで、その素材の甘味をしっかりと引き立たせてくれる辛みです。正に調味料としてとても高い役割をはたしているなと感じられます。また、生絞りだからこそ、酵素が効いており腸にまで働きかけます。
さて、この生醤油は、冷奴にかけたり、お刺身に付けたりと、そのままストレートに味わいたいものです。そこで今回はお魚の漬けにもしてみました。お魚の旨み、素材を損なわない生醤油が、ご飯や薬味と合わさり、食欲をそそります。夜食などにもいいですね。最後は出汁をかけてお茶漬けにしても美味しいですね。
こちらの醤油を扱っているヤマト醤油味噌さん。とても興味を感じHPも覗いてみました。特に発酵食の良さを広く伝えるため、 美味しく健康で喜びに満ちた食生活のお役に立つ事を願い、「一汁一菜に一糀」の食生活提案を行っているそうです。ラインナップも美味しく健康なものばかり。今後自分でも他の商品も取り寄せてみたいと思います。
※掲載情報は 2015/04/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家/オリーブオイルソムリエ
尾田衣子
ル・コルドンブルー東京校卒業。料理ディプロムを取得。 その後、イタリア・フィレツェに渡り、家庭料理を学ぶ。 現在、フランス・イタリア家庭料理ベースの簡単にできるおもてなし料理、オリーブオイル中心の食事ヘルスケア料理、食育を取り入れた親子教室を中心に杉並区(西荻窪)にて料理教室「Assiette de Kinu（アシェット ド キヌ）」を主宰。
また、外部講師を始めＴＶ出演、雑誌・企業へのレシピ提供なども行う。著書に『あまったパンで魔法のレシピ』世界文化社。『うち飲み女子の友』ぶんか社。『家族がよろこぶ「スマイル弁当」』土屋出版 等
薬味食堂（朝日新聞出版）ねぎ、大葉、生姜……そして今、人気のパクチーなど、おなじみの薬味を使った組み合わせが絶妙な料理を豊富に紹介。「ただのせる」だけではない薬味ざんまいの絶品レシピが満載。
http://books.rakuten.co.jp/rb/14282970/
