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江戸時代の食卓に欠かせない醤油の原点
「煎酒(いりざけ)」とは、江戸時代の食卓に欠かせない醤油の原点となる調味料。日本酒に梅干しと花がつおをいれ、ことことと煮詰めてつくられます。室町時代末期に考案され、江戸時代中期から醤油が普及するようになる前まで、広く用いられました。
現在も一部の料亭や日本料理屋で味わうことができますが、自宅で手軽に味わいたい方におすすめしたいのが、銀座三河屋さんの「煎酒」。
お刺身、豆腐料理、卵かけご飯に!銀座三河屋の煎酒
江戸の「食」と「伝統」を今日に伝える銀座三河屋さんの煎酒には、和歌山県産の紀州南高梅の梅酢が利用されており、まろやかで風味豊か。白身魚やイカの刺身、鍋料理や豆腐料理、サラダのドレッシングなどにつけていただくと、鰹節の旨味、梅干しの酸味と塩味が素材の味を引き立ててくれます。
我が家では、白身魚のお刺身には煎り酒が定番。銀座三河屋さんのおすすめレシピ、卵かけご飯にたらしていただくのもおすすめです。
隠し味に、お醤油のかわりに。いつものお料理がより美味しく感じられる逸品です。
※掲載情報は 2015/04/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
日本文化の伝道師/JTCL代表取締役
神森真理子
ジャパントラディショナルカルチャーラボ株式会社(JTCL)代表取締役。
慶應義塾大学卒業。パリ第三大学で文化芸術・映画ビジネス、文化政策について学び、日本文化に関わる仕事を志し、松竹株式会社に入社。 ベルギー・フランスでの生活を通じ、「日本文化の活性化」という生涯の目標を見出し、ジャパントラディショナルカルチャーラボ株式会社を創業。
「日本の文化を通じて人々のくらし、心をより豊かに」をミッションとし、日本文化関連の企画・コンサルティング、アニバーサリー、コンテンツ事業を展開。商品の企画開発・プロデュース、地域ブランドの創出支援、インバウンド事業なども手がける。
国内外の法人・個人向けの日本文化に関する多岐にわたる事業・企画を通じ、日本文化の魅力を発信し裾野を広げること、次世代への継承に取り組んでいる。
利酒師・ワインエキスパート・フードアナリスト1級として、食・酒関連の発信も多数。
日経ビジネス「次代を創る100人」に選出。インバウンド実務主任者。