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M.O.F.(国家最優秀職人章)ショコラティエの陶酔する芸術的な味
世界中で愛されている『チョコレート』その種類は様々で多様なジャンルに分かれ、さらに地域や国々によって人々の生活の中での取り入れられ方も違っています。私たち日本人にとってもバレンタインだけでなく日常生活の中、何気なく食べられているお菓子の一つです。日本好みに合わせ独自で改良した生チョコ(生クリームをたっぷり使った、しなやかなチョコレート)や、アーモンドをチョコレートでコーティングしたショコラアマンド、一口サイズのボンボンショコラなどチョコレートの世界は幅広く語り出したら止まりません。その中でも、私が毎年欠かさずフランスから取り寄せる焙煎アーモンドの【プラリネロシェ】をご紹介したいと思います。
フランス語で「岩」という意味のロシェは、その名の通りアーモンドやヘーゼルナッツの香ばしいプラリネなどでゴツゴツ感を出したショコラ。ナッツの甘く芳ばしい広がりと、ヌガティーヌのカリカリした食感が心地好い【プラリネロシェ】。老舗と呼ばれるチョコレート専門店がフランスには数多く存在し世界中の良質なカカオがフランスに集中するといわれているだけに、チョコレートのレベルは世界一を誇ります。
そんなフランスでも数少ないM.O.F.(フランス国家最優秀職人章)ショコラティエの称号を30歳の若さで取得されたPatrick Roger(パトリック・ロジェ)。ピエール・エルメ氏に「優れた才能。金銀細工師の腕を持つショコラティエだ」と言わしめた今最も注目度が高い方で、彼の作り出す艶やかな輝きはショコラを超えた芸術作品のよう。“味の彫刻家”、“プラリネの魔術師”など様々な異名を持つロジェ氏は、60数種類のクーベルチュールを異なる酸味や発酵の度合いにより使い分けてショコラ創りをされています。その中で私が最もお勧めしたいのが、焙煎アーモンドを用いてミニサイズに仕上げたクラシックなプラリネロシェです。
日本に店舗はない為、フランス・ベルギーなどの店舗へ伺うか、オンラインにて購入するしか方法はありませんが、研究熱心な技術力と素材全ての産地に関して妥協を絶対に許さないロジェ氏のショコラ作品は、一度食べればそのクオリティの高さに驚き、魅了されるに違いありません。
スタイリッシュで洗練されたボックスも魅力的で贈り物としても喜んでいただけるお勧めのショコラです。
※掲載情報は 2015/03/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツコンシェルジュ アドバンス
佐藤ひと美
【日本スイーツ協会】
スイーツコンシェルジュ アドバンス認定者
としてwebサイトを利用したスイーツライターとしてスイーツ情報や、各地方のスイーツ、グルメ(レストランデセール)情報発信しながら、スイーツの裏に隠れている由来や歴史・シェフの想いなども多くの方へ伝えていけるよう執筆活動しております。
『もっともっと素敵な食べ物に出会いたい!』
特にショコラをこよなく愛し毎日2~3ブランドのチョコレートは頂くチョコホリックLifeStyleの中、幸せショコラ、スイーツ、グルメを探し求めて西へ東へ探求しに幅広く新情報の入手にも力を入れて毎月2回は東京上京して旬のスイーツや、こだわりのお持たせ土産等を探索。
今まで訪れたパティスリー・ショコラトリーは本格派専門店から有名ブティック、地域密着型ブティックなど幅広く、1000ブランド以上を訪問し、3000ブランド以上の自身が食べてきたスイーツ情報や、魅力を日々ブログ媒体を活用し伝えております。
名古屋を拠点とし、2014年12月よりスイーツコンシェルジュ佐藤 ひと美presentsスイーツツアーイベント主催もスタート。