紀州南高梅入り お茶漬けキムチ
亀井本舗
友人から頂いてその美味しさにはまってしまった和歌山亀井本舗さんの「お茶漬けキムチ」。パッケージのダジャレにまず一笑いして箱を開けると、白菜キムチと大根キムチの2種類(南高梅入り)が入っています。「梅干し」と「キムチ」は、両方ともご飯のお共の代表選手ですが、それを合わせたことって私自身もありませんでした。一口食べるとキムチの味の中に梅肉がほんのり香り、両方のお味が絶妙にマッチしています。すべてが梅フレーバーというわけではなく、梅肉を混ぜ込んであるので梅味の強い一口もあれば、キムチのお味の一口もありなので、飽きることがありません。お茶漬け用の少し濃い目の味づけなので、お料理にも展開しやすいです。
白菜キムチは刻んでオムレツやパスタ、ご飯にキムチをのせ、トロけるチーズをかけてドリア風にしてもいいですね。全てに少し梅干しをトッピングするといいでしょう。
大根はコリコリとした食感があるので韓国のりと薄くスライスしたカマンベールをのせてピックを刺してピンチョス風のおつまみとしてお出ししてもいいですね。
写真のようにぶぶあられと三つ葉を散らせば、おもてなしの最後のしめのご飯ものとしても逆にオシャレに感じて頂けると思います。贈って絶対に喜ばれること間違いなしの逸品です。
※こちらの店舗は既に閉店しております。
亀井本舗
※掲載情報は 2015/03/24 時点のものとなります。
食卓クリエーター・料理研究家
佐藤紀子
大手企業のOLから料理業界へ転身、ワインバーのオーナーシェフを経て2006年夫の駐在に帯同しアメリカ・サンディエゴへ。現地にておもてなし料理&スタイリング教室 SugarLab.(シュガーラボ)を立ち上げる。現在SugarLab.東京クラスは入会希望者800人を超える日本で最も予約の取れない人気料理教室に。
マレーシア・クアラルンプールにもクラスを持ち、 日本と行き来し教授している。
著書
「よろこばれるおもてなし上手の料理とスタイリング」(池田書店)
「おもてなしのプロが教える素敵な盛りつけのテクニック」(PHP研究所)
「まいにちサラダとおもてなしサラダ」(辰巳出版)