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４代目の若い感性が生み出すかまぼこは、職人の手で一つ一つ丁寧につくりあげた逸品。華やかな見た目と優しい味は、手土産や贈り物にもピッタリ。
こんにちは、熊本マイスターの大平みなです。
創業１９２０年の「徳永蒲鉾店」は、熊本県の北西部、夕景が美しい有明海に面した長洲町にあります。まるでミルフィーユのような美しい層が目を引く、進化系かまぼこ「カマフィーユ」でも大きな反響を呼んでいるお店です。
そんな「徳永蒲鉾店」の数ある商品の中でも、これからの行楽シーズンや手土産におすすめなのが、新感覚のヘルシーおにぎり、「にぎっ天」。
なんと！おにぎりを丸ごとすり身で包んだ天ぷらなんです。
老若男女、いろんな年代の方に楽しんでもらおうと、味は全部で３種類。
まずは、「チーズベーコン」。具材は、べーコンとチーズとブラックペッパー。さらにそのおにぎりをすり身と炙りベーコンで巻いた豪快なおにぎり天ぷら。若い方でもボリューム満点の逸品です。
「かしわ」は、九州名物・かしわ飯のおにぎりをすり身で包み、仕上げには有明海産ののりを巻いています。中のかしわ飯ももちろん手づくり。シミシミの優しい味に癒されます。真ん中にウズラの卵が入っているのもうれしいですね。
そして「しゃけ大葉」。一口ほお張ると大葉と白ごまの香りが口いっぱいに広がります。しゃけも食べ応えのある量が入っていて手づくりの温もりを感じられますよ。
１００年以上続く店の看板を守っているのは、４代目の徳永昌明さん（３４）。農家や会社員の経験もある徳永さんは、その若い感性で、進化系かまぼこと呼ばれる新商品を次々と生み出しています。
進化系かまぼこの火付け役となった「カマフィーユ」は、自ら取り寄せた５０種類のスパイスや素材を厳選。老舗の味を守りながらいかに進化させるか、素材の相性や食感など、約半年の試行錯誤を経てやっと出来上がったそうです。卸中心だった徳永蒲鉾店が、最近店舗で対面販売を始めたのも４代目のアイデア。徳永さんは「お客さまとの交流を通して、かまぼこの良さをもっといろんな年代の人に知ってもらいたい。そしてどんなことでも挑戦していきたい」と話します。
そんな徳永さん。現在、地元熊本の車海老や赤牛を使ったかまぼこも制作中で、これからどんな進化をみせるのか、期待は膨らむばかり。
手づくりにこだわり続ける、熊本発！進化系かまぼこの味を、皆さんも是非、楽しんでくださいね。
※掲載情報は 2022/04/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー/ナレーター
大平みな
1999年、（株）熊本県民テレビに入社。情報ワイド番組「テレビミン」のリポーターとして、美味しいモノ・コト・ヒトをみつけるため、熊本県内を駆け巡る日々を送る。
また報道記者としても活動。熊本の「教育」や「福祉」をテーマに取材する。2009年に独立し、ナレーションを勉強するため上京。東京で、熊本県の食材が多くのレストランや料亭で愛されていることを知る。
2016年、熊本に戻り、リポーターの活動を再開。まだまだ県内に眠っている美味しくて体によいモノを探索中。
二児の母。趣味は、読み聞かせ・温泉・お取り寄せグルメ。
