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ボンブ アニバーサリー
八代風菓
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こんにちは、熊本マイスターの大平みなです。
熊本県八代市―。
西に内海の不知火海、中央部に拓ける水田平野、東に連なる九州山地からは日本三大急流の一つ、球磨川が流れています。そんな海、山、川、大地すべての恵みを育んでいる熊本第2の都市です。
この八代で生まれ育ち、八代が好きで好きでたまらないオーナーシェフが、八代の特産品を一気に楽しめるサブレを作りました。それが洋菓子店「Bombe」の「八代風菓」です。
「八代風菓」の種類は全部で5つ。珍しく冬に収穫される八代ブランドの「はちべえトマト」、清流豊かな山間部で育てられた「お茶」、柑橘の中で大きさ世界一とも言われる「晩白柚」、熊本産の米粉に全国有数の生産地・東陽町の生姜を詰め込んだ「米粉」、さらに生産量全国1位の「いぐさ」まで、香り高いサブレになりました。どれも特産品の風味がしっかり感じられ、ザクザクとした食感が楽しいサブレです。
話を伺うと、サブレの考案に一番時間がかかったのは、意外にも晩白柚だったそう。晩白柚は、果肉がたっぷりでさわやかな香りがする国内最大の柑橘類。全国生産量の約90パーセントが八代だといいます。大きいものは3kgになり、その大きさは子どもの頭ほど。保存性が高く、常温でも1か月以上変質しないため、鑑賞や芳香を兼ねて、年末年始に家で飾るほど熊本ではなじみの深い柑橘です。この晩白柚の中果皮で白い綿のような部分や果肉の甘みやジューシーさなど、晩白柚らしい特徴のある風味を、全国の方にもなじんでいただけるような味に再現するのが、一番難しかったんだそうです。
「Bombe」には、他にも地元で育てられたレモンと蜂蜜を使ったレモンケーキや、ケーキ風にアレンジされた熊本名物のいきなり団子など、オーナーシェフの熊本愛と八代愛に満ちた商品がたくさん並んでいます。
最近八代市では、観光スポットとして、国際クルーズ船の拠点にもなる海の玄関口「くまモンポート八代」もできたばかり。ここでは、なんと84体のくまモンがお出迎えしてくれるんですよ。
そんなくまモンポート八代で「八代風菓」を片手に散策するのもいいかもしれません。是非、Bombeとっておきのサブレで、熊本の風情豊かな特産品の味を堪能してくださいね。
※掲載情報は 2022/03/12 時点のものとなります。
フリーアナウンサー/ナレーター
大平みな
1999年、(株)熊本県民テレビに入社。情報ワイド番組「テレビミン」のリポーターとして、美味しいモノ・コト・ヒトをみつけるため、熊本県内を駆け巡る日々を送る。
また報道記者としても活動。熊本の「教育」や「福祉」をテーマに取材する。2009年に独立し、ナレーションを勉強するため上京。東京で、熊本県の食材が多くのレストランや料亭で愛されていることを知る。
2016年、熊本に戻り、リポーターの活動を再開。まだまだ県内に眠っている美味しくて体によいモノを探索中。
二児の母。趣味は、読み聞かせ・温泉・お取り寄せグルメ。