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250年続く自家農園の「ピコリモン」を使用
黄金にも見え、落ち着き感もある黄緑色。かわいいボトルは、贈り物にいただいても嬉しい。とても深みのある味で、最高品質のエクストラバージンオイルです。
イタリアのイメージが強いですが、実はオリーブオイルの生産量の断トツは、スペインです。エル・ラブラドールの自家農園は、スペイン・アンダルシア地方で、なんと6代250年に渡ってオリーブオイルを作り続けているのだそう。エル・ラブラドールのオイルに使っている希少品種の「ピコリモン」は、2007年に世界オリーブ・ピコリモン品種部門賞を受賞して、作られたオリーブオイルも数多くの賞も得ています。
私は毎日オリーブオイルが欠かせない人なのですが、芳醇な香りは、幸せな気持ちにさせてくれます。天然のアロマセラピーみたいです。ご紹介するピコリモンは、ちょっと青りんごのような熟していない鮮度のある香りで、口に入れた時はマイルドなんですが、軽い辛さが舌にきて、ちょっぴり刺激的です。ですが、どんな料理にも合わせやすくて、その食材のグレードがアップする感じなんです。
酸化させない工夫がそこかしこに
日本のJASの基準は2.0%以下でもEXVオリーブオイルと認定されるので、国際基準には満たしていないオリーブオイルもありますが、「国際オリーブオイルカウンシル(IOC)」の基準では、エクストラバージンオイル(EXVオリーブオイル) の酸度は0.1%~0.8%までと決められています。酸度が低ければ低いほど酸化しにくく、高品質のEXVオリーブオイルとなります。エル・ラブラドール社のオリーブオイルは、酸度がなんと0.1%です!酸化しにくい、最高品質なので、安心して使用できますね。
収穫から搾油までを 短時間でおこなうことも劣化させないポイントなのですが、全てのオイルが収穫後12時間以内に搾油されているオイルのみを扱っています。
そして低温搾油。オリーブの実の豊富な栄養成分は、高温処理をすると失われてしまうため、低温で圧搾し搾油することが、栄養素を保持したオイルにするために必須なのだそうです。
あらゆる角度から上質なオイルづくりに丁寧に関わっているオイルなので、その味わいはやっぱり納得の味なのですよ。喉を通る時にも、舌に乗った時にも、鼻から抜ける鮮度の良い香りは、クセになってしまいます。
※掲載情報は 2021/05/15 時点のものとなります。
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キュレーター情報
(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー
小倉朋子
(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事
来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!
●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載
●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数